芹澤優:人気声優が海外ドラマ吹き替えに初挑戦 少年役は「すごく好き」

「フーディーニ 幻想に生きた奇術師」の吹き替えに挑戦する芹澤優さん
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「フーディーニ 幻想に生きた奇術師」の吹き替えに挑戦する芹澤優さん

 声優の芹澤優さんが、29日にWOWOWで放送される海外ドラマ「フーディーニ 幻想に生きた奇術師」の吹き替えに挑戦する。芹澤さんが海外ドラマの吹き替えに挑戦するのは初めてで、主人公で実在の伝説的マジシャン、ハリー・フーディーニの少年時代の声を担当する。吹き替えについて「アニメとは違いますね」と話す芹澤さんに演技について聞いた。

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 ◇少年役も少し大人寄りの演技に

 ドラマは、“脱出王”の異名を持ち、20世紀初頭の米国で旋風を巻き起こしたマジシャンのフーディーニの生涯を描く。芹澤さんはアニメ「プリパラ」の南みれぃ役などで知られる声優で、アイドル声優ユニット「i☆Ris(アイリス)」のメンバーとしても活動している。海外映画の吹き替えを担当したことはあるが、海外ドラマの吹き替えは初めて。芹澤さんは吹き替えについて「アニメとは違いますね」と話し、「(吹き替える対象の)俳優の方の声を意識する人とキャラクターをイメージする人がいるようですが、私は俳優の方の声を意識することが多いですね」と語る。

 ドラマでルイス・メルテンスさんが演じる少年時代のフーディーニの声について「想像よりも声が少し低かった」という印象を持ったといい、演技について「男の子だけど、大人っぽいので、少し大人寄りの演技を心がけました。(自分は)もともと声が低くないので、難しかったですね」という。

 ◇イケメン役もやってみたい

 芹澤さんはアニメ「ムシブギョー」の一乃谷天間役でも少年を演じた経験がある。女性声優の中には少年役を得意とする人もいるが、芹澤さんは少年を演じることについて「すごく好き。自分にはない部分を考えながら演じることが楽しいんです。今後、やってみたいのは、女の子に『キャーキャー』と言われているようなイケメン。憧れますね」とうれしそうに話す。

 また、海外ドラマの中では韓流ドラマが好きだといい「最近は『ピノキオ』にハマッています。イ・ジョンソクくんが格好いいんです。韓流ドラマの吹き替えもいつかやってみたいですね」と話していた。

 「フーディーニ 幻想に生きた奇術師」は、WOWOWプライムで前編を29日午後1時、後編を同日午後2時35分に放送。

 <プロフィル>

 芹澤優(せりざわ・ゆう)。1994年12月3日生まれ。東京都出身。アニメ「プリパラ」の南みれぃ、「実は私は」の白神葉子役として出演している。6人組アイドル声優ユニット「i☆Ris(アイリス)」のメンバーとしても活動中。

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