30年ぶりに新シリーズが10月から放送されるテレビアニメ「ルパン三世」で、ルパンを追い詰める敵役の新キャラクターとして、英国秘密情報部「MI6」のすご腕スパイ・二クスが登場することが8日、明らかになった。声優はアニメ「攻殻機動隊ARISE　ALTERNATIVE　ARCHITECTURE」のイシカワ役を演じた咲野俊介さんが担当する。プロデューサーの浄園祐さんは「不二子に対してのレベッカ、銭形に対してのニクスを入れたことで、ドラマに大きな起伏が生まれた」と話している。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　二クスはコードネームで、完璧主義者で分析能力、身体能力が秀でており、ルパンたちをどこまでも追いかけるという。咲野さんの起用について、浄園さんは「敏腕エージェントでありながら英国紳士であるニクスを演じるのにぴったりの役者さんだと思いオファーした」と話している。

　「ルパン三世」はモンキー・パンチさんの人気マンガが原作。テレビアニメシリーズは、2012年にスピンオフの「LUPIN the Third ～峰不二子という女～」が同局で放送されたが、本シリーズは1984、85年に放送された「ルパン三世 Part3」以来、30年ぶりとなる。10月1日深夜から日本テレビほかで放送される予定。