大和悠河：“タキシード仮面”が卒業のセーラー戦士にエール　「やりきりましょう！」

　元宝塚男役トップスターの女優・大和悠河さんが18日、東京都内で行われた人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の最新ミュージカル「美少女戦士セーラームーン－Un　Noveau　Voyage－（アン　ヌーヴォー　ヴォヤージュ）」のゲネプロ後に会見。今回の公演でセーラー戦士から“卒業”する主演の大久保聡美さんら5人に対して、大河さんは「彼女たちには心配していない。宝塚の卒業公演もそうなんですが、今までにない自分たちの力が発揮できると思う」と期待を寄せた。

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　「美少女戦士セーラームーン」は1992～97年に少女マンガ誌「なかよし」（講談社）に連載された武内直子さんのマンガが原作。ミュージカルは1994～2005年に毎年公演され、13年から大久保さんらのキャストで再スタートした。今作は原作の第3期「デスバスターズ」編をテーマに、セーラームーンら5戦士に加え、外部太陽系の4戦士、セーラーちびムーンの10戦士が集結。大河さんはタキシード仮面／地場衛を演じる。

　卒業に関して大久保さんらは「まだ実感がわかない。練習中も、舞台の終盤の歌を歌いながらみんなで泣いてしまって練習にならなかった」などと話したが、舞台の先輩にあたる大和さんが「（私が）糧になりましょう！　やりきりましょう！」と励ますと、「ついていきます！」と目を輝かせていた。

　舞台は「AiiA Theater Tokyo（アイア シアター トーキョー）」（東京都渋谷区）で27日まで、「サンケイホール　ブリーゼ」（大阪市北区）で10月2～4日に上演される。また、同公演の模様がDVD化され、来年2月24日に発売されることも発表された。