火花:初の映像化は主演に林遣都 廣木隆一が総監督の連ドラ

ドラマ「火花」に出演する(左から)波岡一喜さん、 林遣都さん、門脇麦さん
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ドラマ「火花」に出演する(左から)波岡一喜さん、 林遣都さん、門脇麦さん

 「第153回芥川龍之介賞」を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」の初の映像化が、「余命1カ月の花嫁」の廣木隆一監督が総監督を手がける連続ドラマで、主人公・徳永を俳優の林遣都さんが演じることが19日、明らかになった。また波岡一喜さん、門脇麦さんが出演することも明らかになった。動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で2016年春から配信される。

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 「火花」は、売れない芸人の徳永が天才肌の先輩芸人・神谷と電撃的に出会い、弟子入りを申し込み、やがて頻繁に会うようになるが……という物語。神谷を波岡さん、神谷と同居している女性・真樹を門脇さんが演じる。

 主演する林さんは、原作について「シュールなやり取りの中に光る芸術的な表現、一人一人の人間らしさがひしひしと伝わってきて、夢中になり引き込まれました」といい、「この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせていただきたいと思います」と意気込んでいる。

 ドラマは、全10話で各話40~50分の予定。11月上旬にクランクイン、16年2月ごろにクランクアップする予定。

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