俳優の千葉真一さんが22日、「EX THEATER ROPPONGI」(東京都港区)で行われた舞台「BIOHAZARD THE STAGE(バイオハザード・ザ・ステージ)」の公開ゲネプロ前の会見に出席した。同舞台は人気ゲームをモチーフにした作品で同日から上演。先日一部で、54歳年下の女子大生との親密交際や、妻と離婚調停中であるなどと報じられた千葉さんは、報道陣から「報道された方は見に来る?」と聞かれ、「きょうの初日の前に、ばかな質問しないでよ。緊張しているんだから」と苦笑し、「今は芝居のことだけ。一生懸命頑張ります」と明言を避けた。
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舞台冒頭のあいさつで「稽古(けいこ)不足です」と明かした千葉さんは、その理由について、「彼ら(共演者)はずっと(稽古)やっていたけど、俺は途中から入ってきたから。日にちが足らなかった」とスケジュール上の問題と話し、続けて「だいたい1カ月くらい稽古するんだけど、(今回は)1週間くらいしかやってない。まだせりふ覚えていない。(役者人生で)初めてですね」と話した。
「BIOHAZARD THE STAGE」は、全世界で累計6500万本を売り上げ、ハリウッドで映画化もされているカプコンの人気ホラーゲーム「BIOHAZARD」を初めて舞台化。西オーストラリアの大学でバイオテロ事件が発生し、現地に到着した対バイオテロ部隊は自体を鎮圧し、広がるウイルスとゾンビの群れを鎮圧することができるのか……というストーリー。会見には千葉さんのほか、元AKB48の倉持明日香さん、主人公・タイラー役の矢崎広さん、ピアーズ役の栗山航さん、クリス役の中村誠治郎さんらも出席した。
同グループ卒業後、初舞台となる倉持さんは、「また違うステージでお客様の前に立てることが、卒業してからこんなにすぐに来るとは思っていなかったので今は楽しみ」と笑顔。今回、千葉さんにアクションを指導してもらったといい、そのできを聞かれた千葉さんは、「うまい、うまい。何も直すところがない」と絶賛していた。
同舞台は同所で11月1日まで上演予定。