濱田岳:西田敏行の一言でハマちゃん役プレッシャーから解放

連続ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」の制作発表会見に登場した西田敏行さん(左)と濱田岳さん
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連続ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」の制作発表会見に登場した西田敏行さん(左)と濱田岳さん

 俳優の濱田岳さんが22日、東京都内で行われた連続ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」(テレビ東京系)の制作発表会見に共演の西田敏行さんらと登場。オレンジ色の釣り用ジャケットに長靴と、主人公の釣りバカ“ハマちゃん”姿で登場した濱田さんは、同作で主演を務めることについて「とってもうれしかったけど、同時に西田さんの前でハマちゃんをやる、という(ことの)重圧を感じていた」と心境を告白しつつ、「西田さんから、新しいものを作っていきましょうねと声をかけていただき(楽になった)」と笑顔で語った。

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 さらに濱田さんは、主演を務めるプレッシャーについて「映画ファンのひとりなので、あの面白さを僕で壊してはいけないとプレッシャーを(自分で)かけて、ひとりでつらくなっちゃった」と語り、「でも、ふと西田さんみたいなことを僕ができるわけないと(思った)。僕なりのハマちゃんで行こうと思えて。思えるようにみなさんがしてくれた」と笑顔で打ち明けた。また、映画シリーズでハマちゃん役を演じていた西田さんは「おそらく原作者は一番喜んでいるんじゃないかと思う。(濱田さんは)原作の意図するハマちゃんを演じることができる日本でただ一人の稀有(けう)な俳優」と絶賛。濱田さんは「こんなにうれしいことはないです」とほほ笑んでいた。制作発表会見には濱田さん、西田さん、広瀬アリスさん、吹越満さん、朝原雄三監督が出席した。

 「釣りバカ日誌」は、マンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で1979年から連載中のやまさき十三さん作、北見けんいちさん画のマンガが原作。万年平社員のハマちゃんと社長のスーさんの“釣りバカ”コンビの珍騒動を描いた作品で、1988~2009年に、西田さんと故・三國連太郎さんのコンビで映画シリーズ全22作が製作されている。連続ドラマは毎週金曜午後8時からで、初回は2時間スペシャルで放送される。

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