電撃文庫:ラノベ6000万部を売ったカリスマ編集者がビジネス本 題名は「とある編集の仕事目録」

「電撃文庫」の編集長・三木一馬さんの書籍「面白ければなんでもあり 発行累計6000万部 とある編集の仕事目録(ライフワーク)」の表紙
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「電撃文庫」の編集長・三木一馬さんの書籍「面白ければなんでもあり 発行累計6000万部 とある編集の仕事目録(ライフワーク)」の表紙

 ライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」や「ソードアート・オンライン」などを担当した編集者で、「電撃文庫」の編集長・三木一馬さんが、自身の仕事術をつづったビジネス本「面白ければなんでもあり 発行累計6000万部 とある編集の仕事目録(ライフワーク)」(KADOKAWA)を12月10日に発売することが明らかになった。四六判ソフトカバー、288ページ(予定)で、1296円。

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 三木さんは、2000年に上智大理工学部を卒業後、メディアワークス(現KADOKAWA)に入社。01年に電撃文庫編集部に配属されると「灼眼のシャナ」をはじめ「アクセル・ワールド」「魔法科高校の劣等生」などを担当して、次々とヒットさせた。また、同社の新人賞「電撃大賞」に応募して落選した入間人間さんらを、人気作家に育てるなどした。

 「面白ければなんでもあり」は8章立てで、ライトノベルの企画方法やイラストレーターの選び方などの仕事術、編集者としての経験と心構え、アニメなどのメディアミックス戦略について、自らの体験をひもときながら考察している。また「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」など人気作の誕生エピソードや、三木さんが理系出身で小説をほとんど読んでいないにもかかわらず、編集として採用された意外な理由なども明かされている。

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