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11月21日(木)放送分
俳優の上川隆也さんが主演するスペシャルドラマ「検事の死命」(テレビ朝日系)が今冬に放送され、女優の志田未来さんと初共演することが10日、明らかになった。今年1月に放送したスペシャルドラマ「最後の証人」に続く、柚月裕子さんの人気小説“佐方貞人”シリーズのドラマ化第2弾。前作で“ヤメ検”弁護士・佐方貞人を演じた上川さんが今作では検事として、志田さん扮(ふん)する“相棒”の検察事務官・増田陽子とタッグを組んで痴漢冤罪事件の真相に迫る。
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上川さん演じる佐方は、無愛想で何を考えているのか分からない、つかみどころのない男だが、裁判が始まると周囲の誰もが彼の優秀さに舌を巻く……というキャラクター。今回は柚月さんの小説「検事の死命」(宝島社)が原作。
上川さんは「(前作の)『最後の証人』の佐方とつながるよう、自分の中で逆算しながら一つ一つのピースを探して演じていく作業は、とても楽しい」と語り、初共演の志田さんについて、「そのシーンに必要なテンションや温度を実に見事にコントロールしてくださり、本当にありがたいですね!」と感謝した。
一方、志田さんは「佐方検事は内に熱いものを秘めているのに、それを表に出さないキャラクター。だからこそ、横にいる私が“おかしいな”と思うことに対して意見をいったり、感動したり、浮かれたり。喜怒哀楽をしっかり出すお芝居を心がけました」と語り、「印象的だったのは、上川さんの声がドーンと降りてくるように感じた法廷のシーンです。私に向けた言葉ではないのに、まるで突き刺さってくるような鋭さがあり、すごかったです」と驚きを語っている。
今作には、上川さん、志田さんのほか、松下由樹さん、益岡徹さん、竹富聖花さん、津田寛治さん、有森也実さん、江波杏子さん、伊武雅刀さんらも出演。上川さんは「今回は、サスペンス的要素が強い作品。痴漢という身近な犯罪だからこそ、そこに向き合う人の内実が浮き彫りになっていきます! 殺人事件や巨悪による犯罪を描いたサスペンスとは違って、“皮膚感覚”というか、ヒリヒリした感覚を持ちながら見ていただける作品になっていると思います」とアピールしている。
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