風、薫る:注目度が75.5%まで急上昇した午前8時10分 視聴者をクギヅケにした意外な場面とは? 第50回を振り返る

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第50回(6月5日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時10分の75.5%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇午前8時10分、注目度が急上昇

 第50回は、直美(上坂さん)が夕凪(村上穂乃佳さん)を看護していると、女郎屋の権田(梅垣義明さん)が現れ、夕凪を力づくで連れ戻そうとする。その時、ヨシ(明星真由美さん)が病室に現れる。一方、りん(見上さん)は、夕凪を救う手だてを考えるため、外出する。

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 この日の注目度は、序盤はオープニング終了後、着実に上昇。中盤から終盤は70~75%あたりを推移した。午前8時10分で急に注目度が伸び、すぐに降下したため、まるで魔女のとんがり帽子のような形のグラフになった。

 ◇ピークは、早退したりんが相談するため、どこかに向かう場面

 第50回で最も注目度が高かったのは午前8時10分の75.5%。直前の午前8時9分(70.1%)から約5ポイントもジャンプアップした。大きな“事件”が起こるわけではない、ちょっと意外な場面だ。

 なんとか夕凪を逃がしたい直美は「1日でも早く体を回復させて、逃げましょう」と提案するが、現実を知る夕凪は「あんたら、甘いんだよ!」と当然真に受けない。夕凪と直美のやり取りを聞いていたりんは「私……今日、倒れます」と口にすると、「あんまり体がつらいので、外に出て、いろいろ相談してきます」と言って、夕凪の病室を出ていく。この後が午前8時10分台だ。

 「相談してきます」とは、いったい誰にだろう? 視聴者のそんな関心を集めたのかもしれない。りんは廊下でバーンズ先生(エマ・ハワードさん)と会うが、やはり「具合が悪くて……早退します」で押し通す。「ずいぶん力強い早退ですね」。バーンズ先生も当然見抜いているが、ここでは何も言わない。

 りんが訪ねたのは「瑞穂屋」を営む清水卯三郎(坂東彌十郎さん)。卯三郎は「りんさんは、どうしてその女郎を逃がしたいんですか?」とりんに尋ねる。その辺までが10分台だった。りんの行き先が分かると、注目度は下降していく。りんと卯三郎の話が続く午前8時11分は69.5%と、いきなり6ポイントダウンした。

 ◇りんは新たな訪問先へ 注目度も再び上昇

 ちなみに、その後、注目度は緩やかに上昇し、エンディングを迎える午前8時14分に75.1%まで到達する。卯三郎から、新聞に載っていた「廃娼運動家」に協力を仰ぐことを提案されたりん。瑞穂屋を出て、街を駆けていくのが14分台だ。来週、りんはどんな人に出会い、夕凪を助けることはできるのか? ここも次に何が起こるか、ワクワクさせる場面というのは午前8時10分と似ていた。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

「風、薫る」最新の人物相関図を公開 新たに加わった“夕凪”は何者?

連続テレビ小説「風、薫る」の人物相関図(C)NHK
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