女優の武井咲さんが、人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん主演で、2016年1月にスタートする連続ドラマ「フラジャイル」（フジテレビ系）に出演することが16日、明らかになった。長瀬さんと初共演となる武井さんは「長瀬さんが出演されていたドラマは好きでたくさん見ていたので、今回共演できることをうれしく思います」と喜びを語っている。

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　武井さんは、長瀬さん演じる主人公の病理医・岸京一郎に振り回されるヒロイン、元気でおっちょこちょいな新米病理医・宮崎智尋（みやざき・ちひろ）役の武井さんは「仕事をまっすぐに頑張る女の子なので、そこを見せていけたら。岸先生とのやり取りが宮崎らしさを一番出せるところだと思いますし、人間らしさみたいなものも見せていきたいです」と意気込む。

　また、武井さんのほか、長瀬さんと「うぬぼれ刑事」（TBS系）以来5年半ぶりの共演となる小雪さん、初共演となる野村周平さん、北大路欣也さんらの出演も決定。優秀な美人外科の細木（ほそき）まどかを演じる小雪さんは「共演者を温かく包んでくれるような長瀬さんとの共演にすごく安心感があります」とコメント。臨床検査技師・森井久志役の野村さんは「長瀬さんは僕の中では兄貴的なイメージなので、かわいがってもらえるように頑張ります」と語っている。

　また、北大路さんが演じるのは、岸の元指導医で病理医界の重鎮・中熊薫役。初共演となる長瀬さんと師弟関係を超えた絆を結ぶ“コワモテ病理医”という役どころで、長瀬さんについては「総合して“タフガイ”と思う。岸京一郎という役がピッタリなんじゃないかな。コマーシャルなどですごくはじけている一面を見せたかと思うと、ガッという怖い面もあるっていう感じ。そういった振幅が今回の作品に生きてくるんじゃないかなっていう気がしています」と期待した。

　一方、長瀬さんは今回発表された共演者について、「武井さん、野村さん、北大路さんのお三方とは初共演で、小雪さんとは久しぶりの共演なので、5人で面白いケミストリーが起こるんじゃないかなと思っています。みんなで同じ方向を向いてお芝居したいです」と語り、 「難しいセリフもたくさんありますが、皆さんと楽しんでやっていけたらと思います！」と意気込んでいる。

　「フラジャイル」は、草水敏さんが原作のマンガ。恵三朗さんが作画を手がけ、マンガ誌「月刊アフタヌーン」（講談社）で連載されている。1～3巻で累計発行部数は20万部。自分の診断が他の医師と対立しても相手を完膚なきまでに論破し降伏するまで徹底的に闘う悪魔のような顔を持つ病理医・岸京一郎（長瀬さん）の活躍を描いている。ドラマは2016年1月13日から毎週水曜午後10時放送。