アイドルグループ「さくら学院」の元リーダーでソロアイドルとして活動する武藤彩未さんが、23日に赤坂BLITZ(東京都港区)で開催するワンマンライブをもって芸能活動をいったん休止することが分かった。
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武藤さんは公式サイトで「自分なりに一生懸命頑張ってきましたが、自分自身がこれからどうありたいかということとしっかり向き合わずに来てしまいました。でも、それでは限界がきていると感じました。ただ歌が大好きっていう気持ちだけでは通用しない世界です」と活動休止についてコメントしている。
また、今後について「ここから心を育てる時間を作ろうと思います。当たり前にあると思っていた環境から離れて、いろんな世界を見てみたいです。その中で、やっぱり私には歌なんだという強い気持ち、覚悟が芽生えたとき、もう一度ここに戻ってきたいです。見違えるようになって帰ってきます」と話している。
武藤さんは1996年4月29日生まれの19歳で、メンバーが中学3年の3月になると“卒業”するアイドルグループ「さくら学院」のリーダーである“初代生徒会長”として活躍。さくら学院の“同期卒業生”には、女優として活躍する松井愛莉さんと三吉彩花さんもいる。2014年4月23日にアルバム「永遠と瞬間」でソロアイドルとしてメジャーデビューし、今年4月29日の19歳の誕生日には渋谷公会堂(東京都渋谷区)でソロライブを開催。アイドルグループ全盛の時代にソロアイドルとしての活躍が注目されていた。
みなさんにご報告があります。私は、12月23日の赤坂BLITZでのワンマンライブをもって、一旦芸能活動をお休みさせていただきます。急な発表になってしまって、ごめんなさい。本当に簡単に決められることではなく、たくさんたくさん考えました。やっと気持ちの整理がついたので、ご報告させていただきます。
今年の4月29日、私はソロとして、憧れの渋谷公会堂まで立つことができました。応援してくださっているみなさんは、ここからなはずなのにって思われると思いますが、私は小さい頃からこの世界にいて、正直、そのままの流れでここまで来た感じがあります。もちろん自分なりに一生懸命頑張ってきましたが、自分自身がこれからどうありたいかという事としっかり向き合わずに来てしまいました。
でも、それでは限界がきていると感じました。ただ歌が大好きっていう気持ちだけでは通用しない世界です。やっぱりここから前に進んでいくためには、自分の強い意志が必要。応援してくれる皆さんがいて、信頼できるスタッフの皆さんに囲まれているからこそ、私がふわっとしていてはいけないと。真ん中である私が引っ張っていくべき人であるべきだと思うようになりました。恵まれた環境に甘えていたのかもしれません。
だから、自分の気持ちを確信に変えるためにも、ここから心を育てる時間を作ろうと思います。当たり前にあると思っていた環境から離れて、いろんな世界を見てみたいです。その中で、やっぱり私には歌なんだという強い気持ち、覚悟が芽生えたとき、もう一度ここに戻ってきたいです。見違えるようになって帰ってきます。
そして、私には夢を叶えてほしい仲間たちがいます。私と同じ壁にぶつかった子がいたら、胸を張って大丈夫だよって言ってあげられるように、私もしっかり自分自身と向き合っていきたいと思います。この選択を無駄にせずしっかり学んできます。いつか今よりいい歌を届けられると信じて。本当に温かい皆さんに、たくさん救われました。
大好きです。本当にありがとうございました!! また新たな武藤彩未を楽しみにしていてください!!
2015年12月16日
武藤彩未
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