アメトーーク!
ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2016」の決勝戦が6日、フジテレビ系で午後7時から生放送される。昨年、決勝進出し芸歴4カ月ながら大ブレークを果たした厚切りジェイソンさん、「新語・流行語大賞」のトップテン入りしたとにかく明るい安村さんなど、準決勝を勝ち抜いた9人の出場者と、昨年から導入された敗者復活ステージの上位3位の計12人が火花を散らす。決勝各ブロックごとの見どころを、各ファイナリストの会見でのコメント、意気込みを含めて紹介する。
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昨年は復活したマツモトクラブさんがファイナルステージに勝ち進む快進撃を見せた敗者復活ステージ。決勝当日に東京都内で開催され、今回は33人の芸人が三つの決勝枠を目指す。優勝経験者の三浦マイルドさん、昨年決勝進出したマツモトクラブさん、ヒューマン中村さん、あばれる君、決勝経験者のバイク川崎バイクさん、田上よしえさん、アンドーひであきさん、おぐさんなど、実力派がズラリとそろっている。
さらに、最近人気急上昇でバラエティー番組やテレビでひっぱりだことなっている永野さんや、全裸で大事な部分を銀の丸いおぼんで隠しながら芸をするアキラ100%さん、大声で叫ぶテンションの高さが強烈なインパクトを残すサンシャイン池崎さん、数々のブレーク芸人を送り出した年始のバラエティー特番「ぐるナイおもしろ荘」(日本テレビ系)に今年出場した脳みそ夫さん、ZAZYさんなども名を連ねている。
Aブロックはエハラマサヒロさん、小島よしおさん、シャンプーハットこいでさん、復活ステージ3位通過者の順にネタを見せる。
エハラさんは、今回で決勝進出4回目という実力派ながら、最近はピン芸人としての活動より、ミュージカル俳優としての活躍が目立っており、賞金の使い道も「ダンスレッスンとボイトレと、自分のメンテナンスに使いたい」とコメントするも、ライバルは「とにかく明るい安村さん。(昨年は)身長体重が全く一緒で間違えられる感じだったんですが、服着た状態なら勝ちたい」と、闘志を燃やす。
意外にも、今回が決勝初進出となった小島さんは「初めてテレビに出させてもらって9年たって、一発屋会もやってて、ようやく出られた場所」、会見で喜びをにじませた。会見でもトレードマークの海パンをチラ見せし、決勝も“裸芸”で臨む様子。「いいニュースを事務所(ベッキーさんらが所属しているサンミュージック)に持って帰りたい」「賞金で事務所の社員さんと一緒にご飯食べに行きたいな」と意気込む。
ベテラン芸人のシャンプーハットこいでさんは「家を買ってお金がないんです」と告白するが「優勝賞金、受け取らないです。もらったら浮気してしまう。お金のためにここに来たんじゃない」とちゃかしながらも優勝への思いを明かした。「ライバルは予選からずっと近くにいたおいでやす小田。自分が受かったくらい小田が受かってうれしい。自分の次に小田が注目です!」と、ライバルへもエールを送っている。
Bブロックはハリウッドザコシショウさん、おいでやす小田さん、横澤夏子さん、復活ステージ2位通過者の順にネタを見せる。
陣内智則さんやケンドーコバヤシさんらが同期のハリウッドザコシショウさんは、同大会の1回目から出場しているベテラン。会見では、賞金の使い道は「回転寿司を2兆皿積み上げたい。うまい棒サラミ味を2兆本!」、意気込みも「2兆年の芸歴をぶつけたい!」とふざけて、司会の宮迫博之さんをあきれさせた。ライバルは「(敗者復活ステージの)永野とかのわめき系とか、厚切りジェイソンと(小島)よしおちゃん」といい、インパクトのあるネタが期待される。
おいでやす小田さんは、芸歴15年目ながら、同じ事務所の宮迫さんにも「誰? いた?」と言われてしまうダークホース。ライバルは「敗者復活組なら三浦マイルド」と、第11回大会の優勝者を挙げ、「ずっと地下にいまして、誰の目にもとまらない15年を過ごしてきた。この一撃しかないので、絶対取りにいきたい。優勝おいでやす~!」と願望を叫んだ。
身近にいる女性たちのものまねをして人気急上昇中の横澤さんは「僕の会社で人気が高いので、対決は避けたい」と厚切りジェイソンさんがコメントし、安村さんがライバルとして名前を挙げる注目芸人。「決勝はずっと出たかった舞台!」と大喜びし、優勝したらネタ元となっている友人たちと「恩返しを含めてリムジンパーティーをしたい」と、ゴージャスな女子会を計画中。「子どもを産んで続々幸せになっている地元の新潟の友達に見せつけたい」と優勝を誓った。
Cブロックはゆりやんレトリィバァさん、厚切りジェイソンさん、とにかく明るい安村さん、復活ステージ1位通過者の順にネタを見せる。
ゆりやんレトリィバァさんは、昨年の決勝戦で、英語の中に関西弁を交えてスピーチするアカデミー賞女優のネタで同ブロックの安村さんを破った実力の持ち主。初出場の前回は、自らネタ見せ1番手を選んで会場を驚かせたが、今回は悩みに悩んで後半の出番を選んだ。ライバルは、同じ年齢の女性芸人の横澤さんだといい、会見では「出てこい! 相撲で勝負します!」と挑発した。今回の決勝でも、厚切りジェイソンさんが「発音が相当上手い!」と太鼓判を押す英語力を使ったネタをするのか注目される。
まさに同大会で人生が変わった厚切りジェイソンさんは「芸歴4カ月で決勝。何も知らないまま(決勝に)来ちゃって、あいにく優勝できなかった」と振り返り、今年は「チャンピオンというタイトルを取りに来た」と気合十分。「この1年間いろんな芸能活動、ネタも磨いてきて、割と自信ができました」と胸を張る。ライバルは小島さんといい「筋肉アピールして細マッチョって何だよ! 厚切りを見せたい」と自身の胸筋を動かして宣戦布告した。
とにかく明るい安村さんは、流行語大賞も勝ち取った「全裸に見えるポーズ」でおなじみの裸ネタを封印して今大会に臨み、見事に決勝進出を果たした。子どもたちから圧倒的な人気を誇る安村さんだが、「小5の女の子から『この手紙が届く頃はもう好きではありません』というファンレターがきた」というショックな出来事があったといい、賞金の使い道についても「地元の北海道の旭川に土地を買おうかな」と弱気な発言をしたが、服を着た新ネタで「新しい一面を見せて、頑張りたい」と、さらなるブレークを誓った。
「R-1ぐらんぷり」は02年にスタートし、今回で14回目。優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さ日本一を競う。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、なだぎ武さん、あべこうじさんら、前回はサッカー日本代表の本田圭佑選手のものまねネタを披露したじゅんいちダビッドソンさんが優勝した。今回は過去最多の3786人がエントリーした。
司会を務めるのは「雨上がり決死隊」。審査員を務めるのは、関根勤さん、間寛平さん、清水ミチコさん、ヒロミさん、板尾創路さん、さらに視聴者からの「お茶の間d投票」で審査され、ファイナルステージでは、ブロック戦を勝ち上がった3人による最終決戦が行われる。決勝戦の模様はフジテレビ系で6日午後7時に生放送される。
2024年11月22日 23:00時点
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