13日にAKB48グループからの卒業を発表した「NMB48」と「AKB48」を兼任する渡辺美優紀さんが、20日深夜に生放送されたラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」に出演。「前向きに卒業したいなと思った」と発表後初めてコメントした。
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渡辺さんは13日にNMB48劇場(大阪市中央区)で行われた公演でグループからの卒業を発表しており、今後の活動に関しては未定という。この日の番組には渡辺さんのほか、AKB48との兼任が解除されたNMB48の山本彩さん、HKT48の指原莉乃さんが出演した。
番組で、渡辺さんが卒業発表の際、「同い年で身長も同じぐらいで、血液型も一緒で、私は、最後まで友達のように仲良くというか、ホントの友達のような関係にはなれなかったけど、今までの人生で一番運命の人だと感じました」とコメントしたことに対し、「(山田)菜々ちゃんが卒業するとき、さや姉と『友達』という曲だった。だから私は『運命の人』と言った」と明かした。
本音トークでは、指原さんから「いつから卒業を考えたのか」と聞かれ、「いままでも卒業するタイミングがあった。そこで実際にメンバーやスタッフ、ファンに励ましてもらったので卒業には至らなかった。それが同期のメンバーが卒業して、考えるようになったのが、(昨年の)夏過ぎぐらい。すぐに踏み出すには決意はできなかった。12月に新しい世界も見てみたいと思って、前向きに卒業したいなと思った」と経緯を語った。
同期でダブルセンターとして活躍した山本さんに事前に話さなかったことについて、「相談とかそういう話をすると、いろいろな思いもあると思った」と語ったが、山本さんは「みるきーは分かりやすい。こっちが聞かなくても卒業のこと考えているのって聞いてくる」と振り返った。渡辺さんは「彩ちゃん、私の方が先卒業するからっていっていた。けど、(卒業を)におわせていたのは反省してます」と謝罪。さらに卒業発表について、「発表する日はメンバーに言えてなかった。当日言おうと思うと、ホンマに言葉が詰まるんです。卒業発表に合わせて、公演するけどさや姉にいてほしいと、スタッフも動いてくれて、最新シングルの『甘噛み姫』の初披露にしてくれた」とメンバーや山本さんへの思いを語り、「リハーサル中ににおわせたのに、(山本さんが)全然分かってないふりされた」と暴露した。
渡辺さんの卒業発表に合わせ、山本さんがAKB48との兼任解除を“直訴”したことについて、「余裕がなくなっちゃった」と明かし、渡辺さんも「めっちゃかわいそうやった。笑顔がなくなった。みんな心配していて、声をかけたときは時既に遅しだった」と振り返った。
最後に指原さんが「みるきーが大人のビデオに出ると『3億円の価値がある』って話だけど」と質問すると、渡辺さんは「そんなことないですよ。ホンマにないです。安心してください。脱がないです」と冗談交じりに全否定していた。
渡辺さんは、AKB48の姉妹グループで大阪を拠点に活動するNMB48の第1期メンバーとして2010年にお披露目され、11年にデビュー。「みるきー」の愛称で親しまれ、メンバーの山本さんとともに結成当初から人気を集めていた。これまでのAKB48選抜総選挙では13年の第5回は15位、14年の第6回は18位にランクインし、昨年の第7回は12位で、今年の総選挙は辞退していた。また、14年の第5回じゃんけん大会では優勝し、ソロデビューも果たしている。