歌手で俳優の中山優馬さんが1日、主演舞台「それいゆ」の東京公演初日を迎え、都内で行われた公開ゲネプロと会見に登場した。中山さんは、一緒に登場した共演の桜井日奈子さんが「(稽古中に)演出の木村(淳)さんと話し合いをしてたら、パニックになっちゃったんですけど、そのあとみんながお前はひとりじゃないよ、みんなでがんばろうと言ってくれて。すごいうれしかったです」とエピソードを明かすと、すかさず「我ら桜井親衛隊ですから!」と力強く宣言。出演者同士、仲の良さをみせていた。
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舞台は、昭和初期に少女雑誌「少女の友」の人気画家として活躍し、ファッションやイラストレーション、ドールアートなどでも先駆的な存在となった昭和初期の人気画家・中原淳一の“美”を追求する生きざまを描く。脚本は「S-最後の警官」などの古家和尚さんで、古家さんが舞台の脚本を書き下ろすのは初めて。演出は関西テレビの木村さんが担当する。
中山さんは同舞台で主役を演じる際に心がけたこととして、「美しさとは何か、と。(中原淳一の)信念を胸に刻みながらやる、というのは心がけた」と明かし、「美しく生きるというのは何かというのがテーマなんですが、戦中、戦後でも現代でも、そのテーマは変わらないものがあると思う」と語った。会見には中山さん、桜井さん、金井勇太さん、施鐘泰(JONTE)さん、ジャニーズJr.の辰巳雄大さん、佐戸井けん太さんが出席した。
東京公演は5日までZeppブルーシアター六本木(東京都港区)で連日開催される。