今週シネマ:1、3日公開の映画「グランド・イリュージョン」「ディアスポリス」…

「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」のワンシーン TM&(C)2016 Summit Entertainment,LLC.All Rights Reserved.
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「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」のワンシーン TM&(C)2016 Summit Entertainment,LLC.All Rights Reserved.

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。1日には、イリュージョン犯罪集団が世直しするシリーズ第2作「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」(ジョン・M・チュウ監督)が公開された。3日には、俳優の松田翔太さんが主演の「ディアスポリス-DIRTY YELLOW BOYS-」(熊切和嘉監督)が公開される。

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 「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」は、2013年公開の前作「グランド・イリュージョン」に続いてジェシー・アイゼンバーグさん、ウディ・ハレルソンさん、デイブ・フランコさん、マーク・ラファロさんらオリジナルメンバーが再集結した作品。アイゼンバーグさん演じるリーダーのJ.ダニエル・アトラスらイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”が、巨大IT企業の不正を暴くために新商品発表のプレゼンテーションを乗っ取る計画を立てるが、天才エンジニア、ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフさん)の陰謀に巻き込まれ……というストーリー。さえわたるマジックの数々はもちろん、髪を切って精悍(せいかん)さを増したアイゼンバーグさんや、「ハリー・ポッター」シリーズのラドクリフさんが悪役の天才エンジニアとして出演している姿など見どころ満載だ。

 「ディアスポリス-DIRTY YELLOW BOYS-」は、マンガ・すぎむらしんいちさん、脚本・リチャード・ウーさんによるマンガ「ディアスポリス-異邦警察-」が原作。密入国の外国人ばかりがいる秘密の自治社会が存在する東京を舞台に、弱き者を助ける裏警察官・久保塚早紀の活躍を描いた作品で、2016年4~6月にはテレビドラマ版も放送された。映画では、誘拐殺害事件を巡り、久保塚らとアジア人犯罪組織、ヤクザによる抗争が繰り広げられる。壮大なスケールや味わいのある映像は一気に裏都庁が存在する東京へと心を連れていってくれる。ドラマ版に引き続き、松田さんが久保塚、相棒の鈴木を浜野謙太さんが演じているほか、須賀健太さん、安藤サクラさんらが出演している。

 そのほか、3日はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公の父の若い頃を演じた森岡龍さんとauのCMの一寸法師役でおなじみの前野朋哉さんが漫才コンビを演じる「エミアビのはじまりとはじまり」(渡辺謙作監督)、テレビアニメ「黒子のバスケ」で描かれたウインターカップ編の総集編3部作「黒子のバスケ ウインターカップ総集編」の第1部「影と光」(多田俊介監督)、ワルデマル・ボンゼルスの児童文学「みつばちマーヤの冒険」(1912年)が原作の劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」(アレックス・ステイダーマン監督)などが公開される。

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