橋本愛:母役・松雪泰子に「惚れました」

映画「古都」の完成披露試写会舞台あいさつに登場した橋本愛さん
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映画「古都」の完成披露試写会舞台あいさつに登場した橋本愛さん

 女優の橋本愛さんが9日、東京都内で行われた映画「古都」(Yuki Saito監督)の完成披露試写会舞台あいさつに松雪泰子さんらと和服姿で登場。松雪さん演じる老舗呉服店の当主・佐田千重子の娘役を演じた橋本さんは「(松雪さん演じる)お母さんはすごく所作もおきれいで、すてきだった。その隙間(すきま)に垣間見える女性の強さ、芯の太さを、お母さんからも、松雪さんからも感じられて」と撮影を振り返り、「(松雪さんの)しなやかさとかっこよさみたいなところに惚れていました」と笑顔を浮かべて明かした。

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 舞台あいさつには橋本さん、松雪さん、成海璃子さん、Yuki監督が出席。松雪さんは千重子と、林業を営む中田苗子の1人2役を演じており、苗子の娘でパリに留学する結衣を成海さんが演じた。成海さんは、松雪さんとの共演の印象を聞かれると「ご一緒した時間は短かったけど、(松雪さんの)“晴れ女”に本当に驚いた。すごいパワーがあるんです」と“晴れ女ぶり”に感心。松雪さんも「すごい晴れ女なんです」と肯定し、場を和ませた。

 「古都」は、川端康成の長編小説が原作で、小説のその後の、大人になった主人公たちの姿を描く。京都室町で代々続く老舗呉服店を継いだ佐田千重子(松雪さん)は、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本さん)に負わせていいのか葛藤していた。一方、千重子の生き別れの妹で林業を営む中田苗子(松雪さん)の事業は深刻な経営悪化に陥っており、娘の結衣(成海さん)も絵画を勉強するためにパリに留学していたが何を描きたいか見失い悩む日々を送っていた……という内容。12月3日から全国公開。

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