女優の樋口可南子さんと松下奈緒さんが、ベネディクト・カンバーバッチさん主演の「ドクター・ストレンジ」(スコット・デリクソン監督)の日本語吹き替え版で、声優に初挑戦することが16日、明らかになった。松下さんは「いつか、声のお仕事をやってみたいと思っていたので、今回『ドクター・ストレンジ』でその夢が一つかなったという気持ちですごくうれしいです」と語っている。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
「ドクター・ストレンジ」は、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」などを送り出した米マーベルコミックの実写映画化。天才外科医だったストレンジ(カンバーバッチさん)が、交通事故に遭って腕に大けがを負ったことをきっかけに、魔術の厳しい修行を重ねて魔術師になり、壮絶な魔術の戦いに巻き込まれていくというストーリー。
ストレンジが唯一心を許す元恋人、女医のクリスティーンの吹き替えを松下さんが、交通事故で外科医としての道を断たれたストレンジを、「魔術」の師として導くエンシェント・ワンを樋口さんがそれぞれ務める。さらに、主人公のドクター・ストレンジ役は、「シャーロック」をはじめ、多くの作品でカンバーバッチさんの吹き替えを担当している俳優の三上哲さん。ストレンジの兄弟子で、共に闇の魔術との戦いに挑むモルド役は人気声優の小野大輔さんが担当する。
樋口さんは「まず私にオファーを下さったことに驚いて、予告編でエンシェント・ワンがものすごくかっこよく『これはやりたい!』と直感的に思いました。年齢が数百歳で魔術を使うという設定で、自分と重なるところはあまりないのですが、エンシェント・ワンの美しく神秘的な剃髪(ていはつ)の髪型をみて、[あ、私も役で剃髪をしたことがある!』と思ったり、腕を後ろで組んでいる姿を見て、私も腕を組むくせがあるなと思ったりしました」と役柄との共通点を語っている。
松下さんは「普段、日本語吹き替え版の映画を見ているのと、いざ自分がやってみるのでは全然違っていて、一つ一つのシーンに対して本当に大事に命を吹き込むかのように、声をちゃんと入れていかなければいけないな、ということを感じました」とコメントを寄せた。
「ドクター・ストレンジ」は、2017年1月27日公開。
2023年に脳腫瘍のため28歳で亡くなった元プロ野球選手・横田慎太郎さんの人生の軌跡を描いた映画「栄光のバックホーム」。同作で、横田さんの“想(おも)い人”小笠原千沙を演じたのが…
特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」(テレビ朝日系、2024~25年)でヒロインの甘根幸果を演じた宮部のぞみさん、敵役のリゼル・ジャルダックを演じた鎌田英怜奈(かまた・えれな)さんにイ…
人気グループ「なにわ男子」の高橋恭平さんが、映画「山口くんはワルくない」(守屋健太郎監督、2026年6月5日公開)で主演を務めることが明らかになった。金髪コワモテで関西弁の転校生…
人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが12月4日、東京都内で行われた、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督、5日公開)の前夜祭…
ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督、12月5日公開)が11月26日、日本より一足早く各国で公開を迎え、初週末まで5日間の興…