「ハリー・ポッター」の新シリーズの映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(ファンタビ)」(デイビッド・イェーツ監督、23日公開)で、主人公ニュート役を演じたエディ・レッドメインさんが22日、東京都内で行われたファンイベントに登場。コスプレをした400人のファンに歓声で迎えられたレッドメインさんは「こんにちは。日本を愛しています!」と日本語であいさつし、ファンを見回すと「ワオ! ハッフルパフもグリフィンドールもいてすごくうれしい」と感激。「世界でも日本のハリー・ポッターファンは有名です。ぜひファンタスティック・ビーストのファンにもなってください!」と呼びかけた。
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イベントには、レッドメインさんのほか、イェーツ監督、ヒロインの魔女ティナの妹・クイニー役のアリソン・スドルさん、騒動に巻き込まれる人間コワルスキー役のダン・フォグラーさん、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンさんが出席。元「モーニング娘。」の高橋愛さんと、タレントのハリー杉山さんが司会を務めた。スドルさんは「こんにちは! 日本、大好き!」と日本語で呼びかけ、「できれば日本の皆さんを連れて帰りたいくらい!」と笑顔、フォグラーさんも「すごい!」と日本語で叫び、「僕の(演じたコワルスキー)の格好の人います? ギフトです」と客席に降りていき、自分の写真をプレゼント。「東京の人がいろいろよくしてくださった、せめてものお返しです」とファンサービスした。
イェーツ監督は「本当に一生懸命応援してくれる熱意が伝わってくる。こういう皆さんの声援があってこそ、次の映画のインスピレーションになる。ぜひ一本目を気に入ってくれれば」と感謝した。5部作を予定しているファンタビについて、日本が舞台になる可能性を聞かれると、プロデューサーのヘイマンさんは「ここにいる全員が日本に来られたらと思っています。そういうふうに願いながら、自分たちで決めることができないんです。エディでさえ決められないし、契約があります」と答えたが、レッドメインさんは人さし指と中指を交差させ「できたら絶対」という意味のサインを送って、ファンを喜ばせた。
同作は「ハリー・ポッター」シリーズのJ.K.ローリングさんの新シリーズ第1作で、初めて自ら脚本を書き下ろした。ハリーが学んだホグワーツ魔法学校の教科書「幻の動物とその生息地」を編集した魔法動物学者ニュート(レッドメインさん)が、世界中を旅する中で発見した魔法動物を詰め込んだトランクが開いてしまい、魔法動物たちが逃げ出して、世界が大パニックに陥る……という物語。レッドメインさんは「私たちみんながハートを込めて作った作品、皆さんのハートにも届いて、作品の世界を愛してくれますように。とっても可愛いファンタスティックなビーストを愛してください!」と呼びかけた。
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