平均年齢61.67歳の年長新人バンド「The KanLeKeeZ(ザ・カンレキーズ)」が、デビューアルバム「G.S. meets The KanLeKeeZ」を21日に発売した。
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The KanLeKeeZは、2015年に「THE ALFEE」の日本武道館(東京都千代田区)でのライブのステージに突然現れ、THE ALFEEの楽曲「G.S. I Love You」をカバー。その後も、メンバーが青春期を迎えた60年代にブームとなったグループサウンズ(GS)の名曲をTHE ALFEEのライブでたびたび披露してきたが、ついに今作で念願のCDデビューを果たした。オリジナル楽曲「好きさ・好きさ」「Dancing 60’s」は、自身のルーツであるGSサウンドを彷彿(ほうふつ)とさせる一方、「ブルー・シャトウ」(原曲はジャッキー吉川とブルー・コメッツ)にはハイパーなデジタルビートを配し、「フリフリ」(ザ・スパイダース)はハードロック調、というように、カバー曲ではあえて斬新なアレンジを試みている。また、THE ALFEEのカバー「G.S. I Love You -あの日の君へ-」や加山雄三さんのカバー「Love Again 2017」も収録され、幅広い層が楽しめるラインアップだ。
アルバム「G.S. meets The KanLeKeeZ」は全3形態でいずれも7曲入り。初回限定盤Aには「花の首飾り」「あの時君は若かった」などのライブ音源を収録したボーナスCD「The KanLeKeeZ G.S. Live Show」、初回限定盤Bにはメンバーのトークセッションを収めたボーナスCD「G.S. meets The KanLeKeeZ Liner Notes Talk Session」、通常盤にはTHE ALFEEの高見沢俊彦さんによるライナーノーツが付属している。初回限定盤はA、Bともに3240円、通常盤は2700円。(水白京/フリーライター)