タレントの中川翔子さんが27日、東京都内で開かれた競技用の車椅子を改良したVRのロードレースゲーム「CYBER WHEEL(サイバーウィルム)」の発表会に登場した。実際の車椅子ゲームを実際の10倍速で体験した中川さんは「ものすごいエキサイティングで、風を感じているよう。普段の妄想では補えない」と興奮して話した。しかしタイムは50秒で8位で、「微妙な順位。黙って(集中して)ゲームをやりこみたい」と悔しがった。
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また中川さんは作ってほしい新商品について、「浮気や不倫がわかる『不倫スカウター』」や「雨をよけるブレスレット」などを挙げて会場の笑いを誘っていた。
「サイバーウィルム」は、ワン・トゥー・テン・ホールディングス(東京都品川区)が開発。大きさは全長2メートル15センチ、高さは63センチ、重さは45キロ。人が車体に乗ってVRのヘッドマウントディスプレーを装着、前傾姿勢になって車輪についた「ハンドリム」を手で回すことで画面内を進める。西暦2100年の東京をイメージした世界を舞台に、実際の車椅子マラソンと同じく平均35キロ、最高時速60キロの世界を体験できる。
同社はパラリンピックの普及活動に賛同しており、車椅子を使った「パラスポーツ」の普及を目指す。商品化も検討しているが時期は未定。まずはスポーツイベントでのレンタル、商業施設への設置を目指し、さまざまな企業と交渉しているという。