ポケモンGO:1周年記念で大型アップデート 「ジム」の仕様が大幅変更 協力して強敵倒す新要素も

「ポケモンGO」のゲーム画面(C)2017 Niantic, Inc. (C)2017 Pokemon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.」
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「ポケモンGO」のゲーム画面(C)2017 Niantic, Inc. (C)2017 Pokemon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.」

 世界で7億5000万ダウンロードを誇るスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」の大型アップデートが、ゲーム配信の1周年を記念して19日、実施された。「ジム」でアイテムが回収できるようになるなど、「ジム」の仕様が大幅に変わった。現在の「ジム」は、強力な特定のポケモンを持つ上級者で占拠されており、実質的に“初心者お断り”の状況になっており、この不均衡を解消する。

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 今回のアップデートで、「ジム」で「ポケストップ」と同じようにアイテムが回収できるようになった。同時に「ジムバッジ」が受け取れる。

 また「ジム」の戦闘では、従来の「名声」「ジムレベル」「トレーニング」の要素が廃止された。ポケモンを6体まで配置でき、同じ種類のポケモンは配置できない。

 代わりに「やる気」という要素が追加された。「やる気」はジムの戦闘と、時間の経過で減り、ポケモンの強さを示す「CP」も下がるため、ジムの攻略が優しくなる。「やる気」はアイテム「きのみ」で回復できるが、強力なポケモンほど時間の経過で「やる気」が減りやすい性質を持つ。また「ジム」の戦闘順は、従来は弱いポケモンから戦っていたが、アップデート後は早く配置されたポケモンが先に戦う。

 さらに今夏中をめどに、「ジム」に出現する1匹の強力なポケモンを複数のプレーヤーが陣営に関係なく協力して倒す「レイドシステム」を導入する。ジムに「たまご」が登場し、ふ化した「ボスポケモン」は、「CP」が5ケタを超えるような強力な存在として、プレーヤーの前に立ちはだかる。

 ふ化の時間のカウントは表示され、最大20人のプレーヤーでチームを組む。なお深夜にたまごがふ化しないよう調整するという。「レイドシステム」のポケモンを倒すと、貴重なアイテム、経験値と共に、ポケモンを“ゲット”できるチャンスが与えられる。「レイドシステム」には、「レイドパス」というアイテムが必要で、ジムで1日1回無料で手に入れるか、ショップでも有料で買える。

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