妖怪人間ベム:ギャグアニメ化決定 DLE制作「俺たちゃ妖怪人間」10月スタート

「妖怪人間べム」のギャグアニメ版「俺たちゃ妖怪人間」のビジュアル (C)ADK/DLE
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「妖怪人間べム」のギャグアニメ版「俺たちゃ妖怪人間」のビジュアル (C)ADK/DLE

 「早く人間になりた~い!」という名せりふで知られ、現在も根強いファンを持つアニメ「妖怪人間べム」がギャグアニメ化されることが12日、明らかになった。同アニメの50周年プロジェクトの一環で、新作ギャグアニメのタイトルは「俺たちゃ妖怪人間」。「秘密結社 鷹の爪」シリーズなどで知られる「DLE(ディー・エル・イー)」が制作し、10月から放送がスタートする。

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 また、主要キャラクターのキャストも発表。“バカ真面目でむっつりスケベ”なベムを声優の杉田智和さん、“人間嫌いのドエロ姐さん”のベラを女優の倉科カナさん、“お調子者の金欲小僧”のベロを俳優の須賀健太さんが演じる。

 「妖怪人間べム」は、醜い体ながら正義の心を持った妖怪人間のベム、ベラ、ベロが、人間から迫害されながらも、人間になることを夢見て悪の妖怪と戦い、人々を救っていく物語。おどろおどろしい無国籍の作風、人間から受け入れられることのないダークヒーロー像が人気を博し、1968年の初放送以来、何度も再放送されてきた名作アニメで、2006年にはリメーク版が制作されたほか、11年には人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さん主演で実写化もされた。

 ギャグ版となる「俺たちゃ妖怪人間」はショートアニメで、人間の欲望とエゴが渦巻 く、新宿歌舞伎町にそっくりな「歌魔羅町」を舞台に、ベム、ベラ、ベロが人間を目指して日々をどう生き抜いていくのか、決して上品とは言えないポップなネタや社会風刺を交えて描く。1968年版、2006年版のテレビアニメとともに10月からTOKYO MXほかで放送される。

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