連続ドラマ「伊藤くん A to E」(MBS・TBS)の第2話が22日深夜、TBSで放送され、第1、2話に出演した佐々木希さんのインタビュー動画がMAiDiGiTVで先行公開された。佐々木さんは思いを寄せる男性・伊藤からぞんざいに扱われる女・島原智美を演じており「カメラが回っている時は智美として演じていたので、(伊藤に対して)涙が止まらなくて。悲しくて悲しくてしょうがなかったです」と役について振り返り、その一方で「個人的には(伊藤は)『本当に最低だな』って思いました」と苦笑しつつ語っている。
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佐々木さんは台本を読んだ時のことを「面白くて、面白くて。本当にあっという間に読み終えて、この役はすぐやりたい!って思いました」と語り、「女性が共感できるところが必ず入っていると思います。友達同士で『こういう男性いるよね』とか、『この女性は私に似ているかも』と思いながら、楽しんでいただける作品になっていると思います」と見どころを語っている。第3話はMBSで27日深夜、TBSで29日深夜に放送される。
「伊藤くん A to E」は、柚木麻子さんの同名の恋愛小説が原作。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの“痛男”の伊藤を巡る恋愛ミステリーで、過去の栄光で何とか一流としてのプライドを保っている崖っぷちのアラサー脚本家・矢崎莉桜を木村文乃さんが演じ、岡田将生さんとのダブル主演で2018年に映画公開も決定している。
第3話「B 自分の殻に閉じこもる女 野瀬修子 前編」では、新作のネタ探しを兼ねて4人の女性の恋愛相談を受けていた脚本家の矢崎莉桜(木村さん)が、2人目の相談者・野瀬修子(志田未来さん)の話を聞く。修子は女子力低めの24歳で、人の批判はお手のものだが、当の自分は学芸員の夢を諦めきれず足踏み状態。そんな彼女の悩みは、バイト先の塾の臨時講師・伊藤にしつこく言い寄られていることだった。
不愛想で批判ばかりの修子に言い寄る伊藤とはどんな男なのか? 莉桜は「しつこいKY」と評された伊藤を、脳内で後輩の脚本家・クズケンこと久住健太郎(中村倫也さん)に置き換え、2人の不器用人間の恋愛模様を追いかける。“自己中の痛男”と“自己防衛女”、果たして勝つのは?……というストーリー。
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月20日から第8週「女冥利に尽きる?」に入る。
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