深川麻衣:朗読劇に初挑戦 「今から心臓がドキドキ」

朗読劇「SONG & PLAY『ふじ子の恋』~三浦綾子著『塩狩峠』より」に出演する深川麻衣さん
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朗読劇「SONG & PLAY『ふじ子の恋』~三浦綾子著『塩狩峠』より」に出演する深川麻衣さん

 「乃木坂46」の元メンバーで女優の深川麻衣さんが、朗読劇「SONG & PLAY『ふじ子の恋』~三浦綾子著『塩狩峠』より」に主演することがこのほど分かった。朗読劇初挑戦となる深川さんは「初めての朗読劇。舞台に立った時に何が見えてくるのか、どういうものが生まれるのか、楽しみな気持ちと、未体験な場所に足を踏み入れる怖さで、今から心臓がドキドキしています」とコメントしている。

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 原作は、実際に北海道で起こった列車事故を基に描かれた三浦綾子さんの小説「塩狩峠」。朗読劇では同作をヒロイン・ふじ子の目線で描く。生まれつき足が悪く、病弱なふじ子は、兄の友人・永野信夫に恋をし、互いに思いを通わせるようになるが、ふじ子は当時、不治の病とされていた結核に侵されてしまう。紆余(うよ)曲折の末、2人は結婚の約束をするが、離れて暮らすふじ子に会うために信夫が乗った列車が暴走。信夫は下敷きになってその列車を止めようと自らの身を線路に投げ出す……というストーリー。

 朗読劇ではピアノやチェロの生演奏と共に、深川さんが歌と朗読で作品の世界観を表現する。深川さんは「ふじ子の言葉に、気持ちに、素直に自由に身を委ねながら、見に来てくださる皆さんと一緒に、ふじ子の内側に触れることができたらうれしいです」と語っている。

 朗読劇「SONG & PLAY『ふじ子の恋』~三浦綾子著『塩狩峠』より」は、4月20日に東京・赤坂の草月ホールで上演。作・演出は笹部博司さん。深川さんはチラシデザインの原画や衣装案なども手がけている。

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