俳優の阿部寛さんが4日、東京都内で開かれた主演映画「祈りの幕が下りる時」(福澤克雄監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場。映画は刑事・加賀恭一郎の活躍を描く「新参者」シリーズの完結編で、イベントは1月27日に公開された同作が2月3日までに観客動員数が50万人、興行収入が6億円突破したのを記念に開催。阿部さんは「8年間で大切な作品となり、僕を成長させてくれた作品」と感慨深げに話し、「出演したキャスト、ここまでの作品に仕上げてくれたスタッフに感謝します。感無量の作品に仕上がりました」と喜びを語った。
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「新参者」は人気作家・東野圭吾さんの小説が原作で、2010年4~6月にTBS系「日曜劇場」枠でドラマが放送された。その後、2本のスペシャルドラマ「赤い指」(11年)、「眠りの森」(14年)が制作され、12年には映画「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」が公開されるなど人気シリーズとなった。
今回は、13年9月に発売された「加賀恭一郎シリーズ」10作目の「祈りの幕が下りる時」(講談社)が原作。これまで明かされていなかった加賀の“母の失踪の謎”がついに明らかになる。東京都葛飾区小菅のアパートで、滋賀県在住の押谷道子の絞殺体が発見され、アパートの住人、越川睦夫も行方不明になっていたが、2人の接点が見つからず、捜査は難航。やがて捜査線上に舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子さん)が浮かび上がる……というストーリー。
舞台あいさつには、共演の松嶋さん、溝端淳平さん、桜田ひよりさん、福澤監督も出席。イベントでは、阿部さんらが観客からの質問に答えるコーナーがあり、「共演者から見た阿部さんの意外な一面は」と質問された溝端さんが「先日、阿部さんと取材を受けたときに、インド映画に出たいと言っていて驚きました」と明かした。阿部さんは「事実です(笑い)。インド映画は見ているだけでハッピーになれるんですよね。出演したいです。オファー待っています」と話して、笑いを誘っていた。
舞台あいさつでは、博美の少女時代を演じた桜田さんの演技についても触れられ、阿部さんは「映画を見終わった後に、この子誰?って思った。(桜田さんの演技に)すごく感動した」と明かし、溝端さんも「泣いているシーンは天才」と評価。松嶋さんは「撮影したときは中学3年生だったと聞きました。せりふがなくどういうシーンなのかを見せるのは表現力がないとできない。これからがますます楽しみな女優さん」と大絶賛。桜田さんは「面と向かって言われると、にやけが止まらない」と照れ笑いを見せていた。
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