話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「キルラキル」などのTRIGGER(トリガー)と「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などのA-1 Picturesが制作するオリジナルアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」です。A-1 Pictures高円寺スタジオの福島祐一プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
TRIGGER、A-1 Picturesという2社の制作会社が共同制作しているオリジナルのロボットアニメというところです。ミストルティンという箱庭で生活しているコドモたち10人の日常や心情、成長を描く群像劇、フランクスと呼ばれるロボットに男女ペアで乗り、叫竜という謎の敵と戦うアクションシーンなどが作品の魅力だと思います。
錦織(敦史)監督はじめ、スタッフがやろうとしていること、やりたいことをなるべく実現するべく座組みや環境を整えることを一番に考えています。また、錦織さんの作品は、キャラクターの心情や成長を丁寧に描いていくので、キャラクターをしっかり描いてくれる方々やロボットアクションの派手さや爽快感を形にしてくれる方々などさまざまな要素を実現してくれるクリエーターの方々に参加していただけるように、尽力しております。
うれしかったことは、アニメの制作をやり始めるくらいに、憧れ、夢中になっていた「天元突破グレンラガン」や「とらドラ!」などを手掛けた人たちと一緒に作品を作れていることです。その方たちとオープニングに自分の名前がクレジットされているのを見たときは、とても不思議な感じがしました。
大変なことは、月並みですが、オリジナルでロボットものということで、膨大な設定を準備することとロボットの描写を作画でやるという制作経験がないので、その物量や労力に圧倒されつつ、クリエーターの皆様のお力で何とかよい形にしていただいているというのが現状です。
1話~6話が第一部という位置づけになります。第6話を経て、第二部が始まります。戦うことが存在理由のコドモたちのつかの間の日常や戦いの中で、戦う意味や芽生えていく感情や成長。ゼロツー、叫竜、オトナなどこの作品を構築する要素が少しずつ垣間見えていき、中盤にかけてまた大きな盛り上がりを迎えますので、楽しみにしていただければと思います。
--ファンへ一言お願いします。
TRIGGER、A-1 Picturesそれぞれのスタッフが、視聴者の皆さんに楽しんでもらえるように、頑張って制作しております。オリジナル作品なので、今後の展開を楽しみにしてもらい、コドモたちやこの物語の行く末を見届けていただければ幸いです。
A-1 Pictures高円寺スタジオ プロデューサー 福島祐一
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