わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
15日から放送される「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系、日曜午後10時半)で、民放連続ドラマ初主演を務めるダンス&ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」パフォーマーの岩田剛典さん。岩田さんは、舞台となる破綻寸前の老舗ホテルに突如現れ、従業員にクセの強い注文をする謎の客・宇海直哉を演じる。現場の雰囲気も良く、民放連ドラ初主演のプレッシャーを「そこまで感じていない」と話す岩田さんに、宇海の印象や、ドラマの見どころなどを聞いた。
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脚本を読んだときより、現場の雰囲気は、2倍はテンション高いですね。お芝居とキャラクターの強さは、パワーアップしている印象があって、それにつられて自分も元々やろうと思っていたプランにクセを足すというか、皆さんに負けないように変化させていっているという感じです。
宇海は「天然」を一つのキーワードにしているんですけど、“無敵感”があって「何をしたらこの人は動じるんだろう」って。適当な発言や行動をしているようで、実は核心を突いているというキャラクターで、大切なことは外さないチャーミングさだったりとか。でも、物語の中に人間っぽさがあるかっていったらなくて、人間臭さがないようなキャラクターで、振り幅的にはどうにでもなるような気がしていて。想像を膨らませて、プロデューサーや監督にも提案していますね。
すてきな方です。本番の集中力がすごく“ロック”していて。経験値もそうなんだと思うんですけど、勉強させていただくところが多くて。現場だと気さくな方で、先日クランクインで、初日から長いシーンで、大変そうだなと思っていたんですけど、それに応えられている戸田さんはやっぱりすごい方だなと思いました。
そうです、完全に振り回します。セリフ量が思っていたよりも多くてやばい。1話、2話は大丈夫ですけど、どんどん時間に追われていくんじゃないですか(笑い)。
(渡辺)いっけいさんと鈴木浩介さんは、結構笑えますね。先日も2人のお芝居を見ていて、助監督もくすくす笑うくらい“ツボる”シーンもありました。手数が多くて、どこを切り取っても何かしているみたいな。そこは、勉強させていただいています。みんな足していくと思うんですよ、シリアスなものとは違って。だから、現場で笑えても、画面を通すと伝わりにくいので、やり過ぎぐらいな方が良いのかなと思います。ドラマはくっきーさん(野性爆弾)のこわもてフロントマンの顔から始まるんですけど、フロントマンが愛想良くないってのもね(笑い)。
芸人さんもそうなんですけど、ベテランの役者さんのお芝居を見させてもらって、思わず噴き出しそうになることが多いですね。(渡辺)いっけいさんや宮川(大輔)さんもそうなんですけど、独特の間だったり、テストと本番で違うことをやってきたり。本番でも、1回目と2回目で違うことをやってきたりとか。縛りがないので、キャラクターの軸が定まったら、遊べるドラマなのかなと感じました。いろんなところで仕掛けてくるなという印象です。
中村さんとは一番しゃべりますね、年が近いということもあって。経験豊富な役者さんなので、初日からリラックスされているみたいですよ。中村さん演じる料理長の江口竜二は、ドラマで二枚目の役で、女性の方はキュンキュンするポイントがたくさんあるんじゃないでしょうか。
浜辺さんは若さを生かしたキュートなキャラクターなので、今をときめく浜辺さんにぴったりの役だと思います。浜辺さんが演じるパティシエの鳳来ハルは、宇海と同じくらい天然なんです。前室にいる時の10倍ぐらいテンションの高いお芝居を要求されているので、2人で「頑張ろうね」って話しています。
あるかと言われたらありますけど、現場が良い雰囲気なんですよ。なので、自然と気負うものをそこまで感じていないですね。スタッフさん含めて全員で作っているという感覚です。1人のキャラクターが目立つという脚本でもないですし、皆さんがターゲットになる。コロコロと状況が変わるさまとか面白いと思いますよ。(後編は15日掲載)
「崖っぷちホテル!」は、かつては高級ホテルだったが、現在は実力、やる気ゼロの“クセが強い”スタッフたちが営業する破産寸前のホテルが舞台のシチュエーションコメディー。岩田さんは謎の客としてホテルに宿泊する宇海直哉役で、戸田恵梨香さんが経営の立て直しに一生懸命なホテルの新米総支配人・桜井佐那を演じる。日本テレビ系で15日から毎週日曜午後10時半放送。
2024年11月22日 22:00時点
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