名探偵コナン
#1189「W・アリバイ」
1月17日(土)放送分
「映画 聲(こえ)の形」などの山田尚子さんが監督を務めた劇場版アニメ「リズと青い鳥」が21日、公開される。アニメ「響け!ユーフォニアム」に登場する鎧塚みぞれ、傘木希美という2人の高校生を中心とした物語で、2人の繊細な心の動きを丁寧に描く。「響け!……」から引き続き、種崎敦美さんがみぞれ、東山奈央さんが希美の声優を務める。種崎さんは「一つ一つのシーンがいとおしい」と話す。種崎さんと東山さんに、作品への思いやアフレコについて聞いた。
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武田綾乃さんの小説「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」(宝島社)が原作。北宇治高校吹奏楽部のオーボエを担当するみぞれにとって、フルートを担当する希美は数少ない友人で、強く執着するが、徐々に関係が変化していく。「響け!……」「映画 聲の形」と同じ京都アニメーションが製作する。
「リズと青い鳥」は、昨年9月の劇場版アニメ「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ」舞台あいさつで製作が発表された。サプライズの発表で、登壇していた種崎さんにも知らされていなかったといい「発表された瞬間、続きを見られる!!! また演じられる!と、ただただうれしくて、号泣しました。うれし過ぎて、立っていられなかった」と興奮状態になったという。
舞台あいさつには出席していなかった東山さんも情報を知り「えーーっ!となりました。うれしかったのですが、みぞれと希美はテレビアニメで、雨降って地固まる……と仲良くなれたのに、何かがあるんだろうな? 2人の間に何か起こるのか!?と心配だったところもあります」と驚いたようだ。
種崎さんと東山さんが「リズと青い鳥」の収録に臨む前、山田監督から約30分にわたって作品の説明があった。長く丁寧な説明があったことについて、東山さんは「珍しいことです。ありがたいです」と話す。山田監督の話とは「『響け!……』とつながる話だが、別の作品のような気持ちで演じてほしい」というものだった。
東山さんは「リズと青い鳥」の台本を読み、希美のイメージが変わったという。「テレビアニメの時は人の憧れる子。突っ走るだけでなく、憧れられるところも意識していました。『リズと青い鳥』は、テレビアニメでは描かれなかった部分も知り、意外にずるいところがあるんだ……とも感じました。新しい作品だけど、『響け!……』のイメージを損ないたくない。これも希美!と見ている人に驚いていただけるように演じられれば」と考えたという。
種崎さんは「みぞれが希美のことを大切に思っているというのは、テレビアニメの時と変わらない。事前に、みぞれが希美と一緒にいる時は、『常にクライマックス。希美がいなくなるかもしれない……という気持ち』という説明もありました。テレビアニメでは、みぞれと希美が2人でいるシーンはそこまでありませんでした。『リズと青い鳥』では、何気ないシーンで、これまでみぞれが見せていなかった表情を見せます」と話す。
「リズと青い鳥」は、独特の間があるアニメ。山田監督からは、間に関する説明もあった。東山さんは「せりふを受けて、すぐにしゃべるのではなく、話を受けて、ちょっと考えて話し出す……ということでした。会話の中で、考える間が作られています」、種崎さんは「会話の中で、その言葉を初めて聞いたようなリアクションをしてほしいという話もありました」と説明する。
希美とみぞれの関係や心の変化も丁寧に描かれている。東山さんは「よくある関係ではないし、特殊かもしれない。ただ、女子ってこういうことってあるんですよね」と感じているといい、種崎さんも「そうですよね。女子ってこういうところあるのかも。男性にも見てほしいなあ」とうなずく。
種崎さんが「希美の後ろ姿が大好き。髪の毛が揺れるシーンを見ているだけで、泣きそうになり、ずっと付いていきたい!となるんです」、東山さんが「みぞれが希美のことが本当に好きなんだな……と感じるシーンがたくさんあります。一つ一つのシーンがいとおしい」と話すように、「リズと青い鳥」は何気ないシーンでも感情の動きが丁寧に描かれている。種崎さん、東山さんら声優陣の繊細な演技も見どころになりそうだ。
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