よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属するタレントを対象としたアイドルグループ「吉本坂46」の第二次オーディションの合格者が1日に決定し、東京の吉本興業東京本部、ヨシモト∞ホール、大阪のよしもと漫才劇場に、合格者の名前が貼り出された。1747人の応募があり第一次の書類審査では751人が通過、第二次オーディションでは、グループオーディションでの自己PR、歌唱審査を経て、村上ショージさんと、村上さんの娘で3月に「バターぬりえ」から改名したぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅさんら、173人が通過した。
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村上さんは「接戦の末、受かりました!」と報告。親子での通過には笑顔ながらも「ライバルですからね! 親子といえども」と、対決姿勢だったが、娘のぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅさんは「ちょっと変わってるから、受かると思った!」と喜びつつ「あんまり競争意識とかないんで、みんながいい感じになったら……」と軽くかわして、周囲の笑いを誘った。
「吉本坂46」は、「乃木坂46」「欅坂46」に続く坂道シリーズのアイドルユニットで、秋元康さんがプロデュース。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属するタレントで構成され、男女問わず、年齢制限もない。結成後はソニーミュージックからのメジャーデビューが決定しており、東京ドーム公演と紅白歌合戦出場を目指すという。第二次通過者173人は今後、第三次オーディションとして「自分CM」をテーマに15秒の自己PR動画を制作し、公式HPで公開。一般ユーザーの投票で上位10人が次の審査へ、下位30人が落選、それ以外は新たな課題に挑む。
同日、吉本興業東京本部で行われた会見では、村上さん親子のほか、くまだまさしさん、お笑いコンビ「スパイク」、「サバンナ」の八木真澄さん、「レギュラー」の松本康太さん、「カラテカ」の入江慎也さんらが第二次通過を報告した。くまださんは報道陣に自分のお面を配って喜びをアピール、八木さんは「歌が高得点だったかな?」と美声を披露した。「マネージャー希望」で選考に臨んだという入江さんは「(アイドルとして)出る気はないです、と面接ではっきり言いました。それで受かったから脈はある。秋元さん側に行きたい」とアピールした。
一方、落選したレイザーラモンHGさんは「コンビでダメでしたよ! 面接で新ネタ見せたのに」と悔しがった。「コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)」のナダルさんは「わっけわからん。落ちましたよ! なんでやねん、なんで坂田(利夫)師匠が受かって僕が落ちんねん。ほんまに受かりたかったのに、ギリギリで落ちました」と毒舌でガックリ。「敗者復活戦あるなら絶対出たいです」と悔しそうに語っていた。