9月16日に引退する歌手の安室奈美恵さんが、23日発売の女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)8月号の表紙に登場する。安室さんが同誌の表紙を飾るのは1996年の初登場から通算34回目で今回がラスト。同誌は安室さんが最も多く表紙を飾った雑誌になるという。
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同号は、過去33回分の全表紙を再掲載するほか、 22年間の同誌の特集から印象的なページと安室さんのコメントをセレクトしたアーカイブ特集などを22ページにわたって展開し、安室さんのポスターも付く。最後となる撮り下ろしでは、「’90年代の空気感」 をテーマに、安室さんの王道アイテムであるニーハイブーツとミニスカートを、今の時代に合わせてクールに着こなした。
また、「最後のガールズトーク」と題したインタビューでは、デビュー当時の10代から、小室哲哉さんのプロデュースを離れた頃、そして今とこれからについて語っており、「とにかく周りの大人に(自分は)子供だと見られたくなくて。 ただ、そこまで背伸びする必要はなかったのかなぁとも思います」と振り返っている。
また、「セクシーとか可愛いっていうカテゴリーが自分の中にはない」「唯一、10代からやってきて、周りからも支持してもらえたのが“かっこいい”だと思うので、初心は忘れちゃいけないな、それを忘れると私じゃないんじゃないかなと思うようになりました」と告白。
今後については「30代が、もう本当に素晴らしく楽しい10年間だったんです。いろんなことが自由にできて。だから、ここから先はこの最高の10年を基に歩いていけると感じているんです」と語っている。