アニメ「イナズマイレブン アレスの天秤」のエンディングテーマ「恋する乙女は雨模様」(作詞、作曲・つんく♂さん)を担当する女性2人組ユニット「alom(アロム)」。同曲を収録したデビューシングル「恋する乙女は雨模様」が20日発売される。アニメ「妖怪ウォッチ」のオープニングテーマなどで知られる「キング・クリームソーダ.」のボーカルの小室さやかさんと、アニメ「スナックワールド」のエンディングテーマを歌う寺田真奈美さんの2人組は、発売中のマンガ誌「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)13号のグラビアにも登場したことも話題になっている。歌にダンス、グラビアと活躍する美女2人に、デビューシングル、野望などについて聞いた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
小室さんと寺田さんはオーディションで選ばれ、昨夏のレコーディングの日に初めて顔合わせをした。お互いの第一印象について、寺田さんは「私とは真逆なイメージでした。可愛い!と思って、しゃべってみると、いい子で良かったです」といい、小室さんは「関西弁でしゃべりかけてくれた。可愛いじゃないですか。緊張がほぐれました。ありがたかったです」と話す。レコーディングでの息はぴったりだった。小室さんは「声質も全然違うけど、いざ歌うとピタッとなりましたね」と語る。
活動を続ける中でも第一印象は変わらなかった。小室さんは「(寺田さんは)意外に弱いところがあるんですよ。けんかをするわけじゃないけど、LINEで長文のやり取りをしたり、弱いところも見せてくれる。本音で話す。私、年下なんですけどね(笑い)」といい、寺田さんは「私は不安を全部口に出すタイプなんです。(小室さんの)印象はあまり変わっていないです。しっかりしていて、まじめ。第一印象のままです」と明かす。
◇ハモり、ダンスが魅力
alomは、今年1月に開催されたイベント「イナズマイレブン 大復活祭」で「恋する乙女は雨模様」をお披露目した。小室さんは「大勢の前で歌うのは初めてなので、夢中でしたね。時間が止まったような不思議な感覚。でも、すごい楽しかった。もっとやりたい!」と振り返る。
つんく♂さんが作詞、作曲を手がけた「恋する乙女は雨模様」。小室さんは「幼稚園の時、夢がアイドルだったんです。モーニング娘。さんに憧れていた。つんく♂さんの楽曲で、びっくりしましたし、うれしいです 一回聴いたら、頭の中でずっとリピートする。すごい!となりました」と喜ぶ。
同曲は2人のハモりも魅力だ。寺田さん「最初から最後までハモっている。新しい!となりました。私たちのアピールポイントになりそう」と話す。
ミュージックビデオではダンスを披露。寺田「変わった振りなんですよ。ほかのユニットとは違う魅力があります」と自信を見せ、小室さんは「合わせるのがすごく大変。不思議な振り付けなんです。ダンスをマネしていただきたいですね」と話す。
「イナズマイレブン アレスの天秤」のエンディングテーマとしてテレビで放送されたとき、寺田さんは「(小室さんと)一緒に見ていました。緊張したんですよ。流れた瞬間はすごくうれしかったです」といい、小室さんは「イントロが流れた時からワクワクしました。私たちが歌っているんだよ!って自慢したくなりました」と話す。
「イナズマイレブン」は長く続くシリーズだ。小室さんは「フットボールフロンティア編が好き。円堂(守)君のサッカーに対する思いが熱い。円堂君たちが仲間と一丸になっていくのが感動しますね」、寺田さんは「感動するポイントがあるのがたまらない」と話す。
「ライブをたくさんしたいですね。ライブができるようにレッスンに励んでいます。生で見てもらいたいです。魅力が伝わるはず!と信じています。格好いいイメージの曲もやってみたいですね。ギャップを見ていただけると、最高ですね」と野望を語る小室さん。寺田さんも「全国ツアーをしてみたい。アリーナツアー、武道館でライブができるように頑張りたい」。夢を追いかける美女2人の活躍がますます注目されそうだ。