俳優の萩原聖人さんが7日、グランドプリンスホテル高輪(東京都品川区)で行われた麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ「Mリーグ」(10月開幕)の第1回ドラフト会議で、1巡目に電通の「TEAM RAIDEN/雷電(チームライデン)」に指名された。萩原さんは、Mリーグ参戦を目指し、7月にプロ麻雀団体の一つ、日本プロ麻雀連盟に加盟してプロ雀士の資格を取ったばかり。指名された瞬間、萩原さんは安心したような顔で立ち上がって、深くお辞儀した。
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会議開催の直前の会見で、萩原さんは「(この会見の)ひと言目をどうしようかと思うくらい緊張しています」と顔をこわばらせてコメント。「Mリーガーになりたくて、それがプロになった1番の理由なので、選んでもらわないと困る」と苦笑い。
会議後の会見では「今はだいぶ落ち着きましたが、泣きそうでした。不安と期待。50歳手前になって、こんなピュアな気持ちに驚きました。なんとも言えない気持ちです」と喜びを語り、「俳優という仕事をやらせてもらっているので、『この人が出ているなら、Mリーグ見てみようかな』と思ってもらいたい。麻雀の本気の戦いを見てもらえるように、まずはパイオニアに選ばれた使命として、このMリーグを広める」と、意気込みを語っていた。
「Mリーグ」は、競技麻雀の普及と発展を目的に発足したチーム対抗のプロ麻雀リーグで、10月に開幕。初年度は七つの企業が持つ7チームが参戦する。会議では、麻雀プロ団体5団体に所属しているプロ雀士の中から、各チームが3人指名した。芸能界からは萩原さんのほか、モデルでプロ雀士の岡田紗佳さんも参加した。