女優の広瀬すずさんが23日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で行われた女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の読者向けイベント「Seventeen夏の学園祭2018」で行われた“卒業式”に出席。10月をもって同誌の専属モデルから卒業する広瀬さんは、これが最後の学園祭で、活躍を見守ってきた姉のアリスさんの手紙も読み上げられ、「どんどん成長して、ずっと一線で活躍しているすずは自慢の妹です。これからも頑張ってください」という言葉にこらえきれずに涙を見せた。
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広瀬さんは、2012年に同誌の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ、同年10月号で誌面デビュー。初の単独表紙は14年12月号で、15年3月号では姉のアリスさんとの姉妹表紙も実現するなど、約6年間にわたってセブンティーン(ST)モデルとして活躍してきた。10月1日発売予定の11月号が最後の登場となる。
広瀬さんは「正直(卒業の)実感はないんですけど、Seventeenに入っていなかったら、この世界にも入ってないし、今の自分はここにいないと思う」と振り返ると、「ここ(Seventeen)にいる時間、全てが私の青春でした」と言い切り、「私にとってお姉ちゃんがいたことが一番、大きいです」と感謝した。最後に「すごく前向きな気持ちで一日過ごさせていただきました。ここにいるモデルたちに負けないように、努力します。ありがとうございました」と語り、大粒の涙を流した。
この日は主演映画「ちはやふる」で共演した俳優の新田真剣佑さんも花束を手にサプライズで登場し、ハグ&頭をポンポンされると広瀬さんは「急に家族が来たみたいなテンションになっちゃいました。ありがとう」と笑顔。また、後輩モデルの永野芽郁さんが涙ながらにメッセージを読み上げ、さらに永野さんの合図で、会場に集まった読者3000人から「すずちゃん、大好き~!」と声をかけられると、泣き笑いしていた。
「Seventeen夏の学園祭」は、毎夏恒例の同誌の読者招待イベントで、今年で22回目。お笑いコンビ「和牛」がゲストMCを務め、広瀬さん、永野芽郁さん、大友花恋さん、久間田琳加さんら全セブンティーンモデル、竜星涼さん、小関裕太さん、「M!LK」の佐野勇斗さんや板垣瑞生さんら人気若手俳優も集結してファッションショーなどを実施。シンガー・ソングライターの井上苑子さんのスペシャルライブも行われた。