9月16日に引退する歌手の安室奈美恵さんが、自身の25年の軌跡をたどる体感型の展覧会「namie amuro Final Space」の会場を訪れていたことが23日、分かった。安室さんは、20日に福岡三越(福岡市中央区)の福岡会場、21日にナレッジキャピタル(大阪市北区)の大阪会場、22日に渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)の東京会場を訪問。各会場に直筆のサインも残したという。
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福岡会場で安室さんは、展示されているライブ衣装を見ながら「色のバリエーションを考えるのがいつも難しいんですよ」と話し、最後には、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)のロケでイモトアヤコさんと撮影した2ショット写真にサインをした。
大阪会場では、2008~09年に行われた「BEST FICTION TOUR」の衣装を見つけ、「短い時間で服も着替えてウイッグも変えてという段取りが大変だったよね」と苦労を語り、懐かしむ場面もあった。
東京会場では、ファイナルツアーのオープニングを飾った聖火ランナーの衣装を見て、「スポーツ大会のようなオープニングというイメージがあったので、1曲目は『Hero』で始めたんです」と明かした。さらに、ディスコグラフィーを振り返る展示では、CDやDVDジャケットを見返しながら、「昔は自分のイメージを伝えるのにとても苦労したんですよ」と告白。最後に展示されているファイナルツアーの写真パネルを、「いい写真ですね」とじっと見つめていた。帰り際には、「ここにも書こうかな」と会場のあちこちにサインを書き残していた。
「namie amuro Final Space」は9月16日まで開催。