女優の宮沢りえさんが18日、東京・六本木の「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」で行われた、マンガ家の藤子不二雄(A)さんの原画などを展示する展覧会「藤子不二雄(A)展 -(A)の変コレクション-」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして登場。藤子さんは、宮沢さんとの関係について「普段は『りえちゃん』と『(本名の安孫子素雄にちなんだ)あびちゃん』って呼び合っています」と楽しそうに明かした。
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藤子さんは「何十年も前からお付き合いがあって、僕が(宮沢さんの)応援団長を務めているの。毎年4月にある宮沢さんの誕生日会であいさつをさせていただいているほど」と仲良しぶりを語った。
また宮沢さんは、藤子さんや、マンガ家の手塚治虫さんらを輩出した「トキワ荘」について「戦後にエネルギーを持った人たちが集まっていた。天才的なマンガ家が巣立つ場所になり、感動します」とコメント。展覧会について「夜景を見ながら、(藤子)先生の作品を見られるのはぜいたくなこと。(展覧会場の)中に入ると別世界が広がっていて、現実からトリップできる感覚ですてき」と感激した様子だった。
展覧会は、“黒藤子”とも呼ばれる藤子さんの作品の奇妙な世界を「変コレクション」と題して展示する。藤子さんの等身大フィギュア、人気作「笑ゥせぇるすまん」に登場する「Bar 魔の巣」をイメージしたスペースのほか、同作や「忍者ハットリくん」「怪物くん」「プロゴルファー猿」などの原画や立体物などが楽しめる。19日から2019年1月6日まで。
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