歌手の本田美奈子.さんをしのぶ音楽イベント「2018 LIVE FOR LIFE 『音楽彩』~生きる為に生きる~」が3日、東京都内で開催。イベント直前の会見で、第1回から同イベントに出演している松本伊代さんが「いつもこの日を楽しみにしています」と思いを語った。
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「音楽彩」は、2005年に急性骨髄性白血病で38年の生涯を閉じた本田さんのメモリアルイベント。難病で苦しんでいる人たちへの支援を目的として08年から毎年開催されている。収益金の一部は白血病や難病で苦しんでいる人たちへの支援金として寄付される。今回は、松本さんのほか、森口博子さん、知念里奈さんらが出演。本田さんとミュージカルで共演した一路真輝さんや涼風真世さん、主演舞台「minakoー太陽になった歌姫ー」で本田さん役を演じた田村芽実さんらが初参加した。
会見では、出演者が本田さんの代表曲「アメイジング・グレイス」を合唱。松本さんは「最初のころは、みんなで歌う『アメイジング・グレイス』も、会場の気持ちを一つにして歌うので、ファンの方が泣いて、でも楽しんで歌ってくれていて、私たちも感動で泣きながら歌っていた」と初回のイベントを振り返り、「今は楽しみも少し加わりながら、みんなからも強い思いを感じながらやっています」と笑顔。「美奈子ちゃんの思いを皆さんに伝えていく日がやってきました。歌を通して、思いが皆さんに届くようにステージを務めたい」と意気込みを語った。
松本さんと同じく初回から参加し、イベントの司会を務める早見優さんは「毎年、この時期になるとものすごく美奈子ちゃんが近くにいてくれる気がします。1回目は本当に涙が止まらなくて。お祭りって分かっているんですけれど、思いが強くて……」と話したが「回を重ねるたびに、悲しいという気持ちより、美奈子ちゃんが残してくれたものを本当に大切にして、多くの方に思いがもっと伝わっていくといいなという気持ちが強くなった」と語っていた。