声優の本渡楓さんらが、1年で最も活躍した声優に贈られる「第13回 声優アワード」で新人女優賞に選ばれ、9日に東京都内で行われた授賞式に登場した。

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　本渡さんのほか、新人女優賞は本泉莉奈さん、石見舞菜香さん、楠木ともりさん、林鼓子さんが受賞。「ゾンビランドサガ」などに出演した本渡さんは「私への祝福をくださるファンの皆さんは、もちろんうれしいのですが、それ以上に今まで携わってきた作品をこの機に見てみようと思ってくれる人がいればいるほど、声優としては本望だと思っています。これからも限られた時の中で生きるキャラクターたちに永遠の時を与えられるよう頑張っていきたいと思っております」と語った。

　「HUGっと！プリキュア」などに出演した本泉さんは「両親にはずっと心配をかけ続けてきたので、今回親孝行が一つできたのではないかなと思っております。これからも仕事を楽しみながら、この賞に恥じないようさらに精進して参ります」とコメントした。

　声優アワードは、2006年に創設された賞で、KADOKAWA、小学館集英社プロダクション、文化放送などが共催。第13回は、17年10月1日～18年9月30日に放送、配信、発表されたアニメに出演した声優が対象で、1次審査のインターネットの一般投票を経て、選考委員が各賞を選出した（MVSは除く）。今回から、MVS（Most Valuable Seiyu、ファンが選ぶ最も活躍した声優）、外国映画・ドラマ賞、ゲーム賞、インフルエンサー賞の4部門が新設された。