元貴乃花親方がふるさと納税サイト「ふるなび」の新CMキャラクターに起用され、6月20日、東京都内で行われた新CM発表会に登場した。今回が引退後初の単独CM出演で、発表会では書道パフォーマンスを生披露し、現在の心境を込めて「挑」としたためたが、イベント後の会見で「俳優業への挑戦は?」と聞かれると、照れながら「断ります」と即答して、報道陣の笑いを誘った。
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CMは、同サイトの事業理念である「生まれ育ったふるさとや、自分の意思で応援したい自治体に寄附することで地域活性化を支援」と、元貴乃花親方の「積極的に地方創生に取り組んでいきたい」という思いが合致したことで実現。「日本を元気に!」という思いを豪快な書道パフォーマンスで表現しているが、「ふるなひ」「ふるなぴ」などと、お茶目に間違える自然な演技を披露している。22日から全国放送。
CMのメーキング映像を見ながら、緊張しきりだったという撮影を振り返り「監督さんが緊張をほぐしてくれて、すごく楽しかったです。久しぶりの和装だったので昔を思い出しました。背筋が伸びる思いでした」と笑顔の元貴乃花親方。「挑」という文字を選んだ理由を「今回のCMに出演できたのもひとつの挑戦だったので、これからも挑戦を新しく続けていきたいという気持ちです」と説明した。
一方で、会見では報道陣からCMでの演技を絶賛されたが、俳優業への挑戦は「無理だと思います。演技ではなく自然な感じでやらせていただいてたので、俳優さんとか、想像がつかない」と苦笑しながら否定。「オファーが来ても?」という声にも「いや~、断ります……。今回が目いっぱい」と困り顔だった。