菅田将暉:話題作「タロウのバカ」の反響に笑顔 「いい感じで賛と否」 

映画「タロウのバカ」の公開記念舞台あいさつに登場した菅田将暉さん
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映画「タロウのバカ」の公開記念舞台あいさつに登場した菅田将暉さん

 俳優の菅田将暉さんが9月8日、東京都内で開催された、映画「タロウのバカ」(大森立嗣監督)の公開記念舞台あいさつに登場。本作の反響について「いい感じで、賛と否がフィフティー、フィフティーで絶好調だと思っています」と笑顔を見せていた

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 映画は暴力や社会問題などを描いたR-15指定の話題作。菅田さんは、本作を鑑賞した自身の母親から連絡があったことを明かし、「『見て見ぬふりをしているものがいっぱい、私にもあった。自分の境遇がすごく幸せなんだと思った』と、母から息子に語ってくれて、そういうことだと思いました。自分にできている物差しの違いというか、もっといろんな世界がある。だからこうやって作品を作るべきだなと思いました」と話していた。

 舞台あいさつには、主演を務める新人俳優のYOSHIさん、仲野太賀さん、豊田エリーさん、植田紗々さん、大森監督も登壇した。

 「タロウのバカ」は、「日日是好日」「さよなら渓谷」などの大森監督のオリジナル脚本による作品。名前と戸籍がなく、一度も学校に通ったことがない少年タロウ(YOSHIさん)には、エージ(菅田さん)、スギオ(仲野さん)という高校生の仲間がいる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、空虚なほどだだっ広い町を、3人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じている。しかし、偶然1丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、彼らはそれまで目を背けていた過酷な現実に向き合うこととなる……という展開。

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