前田敦子:10年前のAKB48時代は超多忙 仕事で各地へ出向くも「何も覚えていない」

映画「葬式の名人」の初日舞台あいさつに登場した前田敦子さん
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映画「葬式の名人」の初日舞台あいさつに登場した前田敦子さん

 女優の前田敦子さんが9月20日、東京都内で行われた主演映画「葬式の名人」(樋口尚文監督)の初日舞台あいさつに登場。10年前の自分について聞かれた前田さんは「マネジャーさんが10年前の今日のスケジュールを出してくれて、見たらレコーディングして、(東京)ビッグサイトで握手会して、ソロのグラビアの撮影があった。次の日から3日間かけて地方6カ所回り、その4日後にニューヨークに行っていた」と多忙ぶりを明かすも、「どこに行っても何も覚えてない(笑)。今だったらもっと楽しめるのに」と残念がっていた。

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 舞台あいさつには、高良健吾さん、白洲迅さん、尾上寛之さん、中西美帆さん、奥野瑛太さん、佐藤都輝子さん、樋井明日香さん、樋口監督も出席。高良さんから「ニューヨークも仕事?」と聞かれると、前田さんは「たぶんアニメのイベントに行っていたと思う。その2週間後にはハワイに行っています」と答え、「そのスケジュールうらやましいって思いました(笑い)。すごい頑張ってたんだなって。そのときの頑張りのおかげで今すごい元気だよって(10年前の自分に)言いたい」と笑顔で語った。

 今作については、「ジャンルみたいなものはないけど、前向きで明るい気持ちで(見)終われるすがすがしい映画」と説明し、「夢の世界へ行ってらっしゃいという感じ。でも、寝ないでくださいね!」とちゃめっ気たっぷりに観客に呼びかけた。

 映画は、大阪府茨木市と縁の深い文豪・川端康成の作品群がモチーフ。高校の同級生の通夜を、なぜか母校で行うことになった元クラスメートたちの、不思議な一夜を描く青春ファンタジー。前田さんはたくましいシングルマザーの雪子役で、母親役と関西弁のせりふに初挑戦した。

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