元「モーニング娘。」で女優としても活躍している工藤遥さんが10月5日、東京都内で行われた舞台「魔法使いの嫁(まほよめ)」の記者発表会とゲネプロに登場した。主人公・羽鳥チセを演じる工藤さんは、弟が同名の原作マンガのファンだといい、「その(主演を務める)旨を伝えたところ『くれぐれも原作の質を落とすようなことはしないように』と厳しめな一言をもらったんですが……」と苦笑い。ただ、「でもそうやって、『まほよめ』という作品は熱烈なファンの皆様がたくさんいらっしゃるんだなと感じたので、責任を持って、プレッシャーを感じながらも一生懸命チセちゃんを演じていければいいなと思っております」と力強く語った。
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「魔法使いの嫁」は、「月刊コミックガーデン」(マッグガーデン)で連載中のヤマザキコレさんのマンガ。身寄りのない少女・チセが、魔法使いのエリアス・エインズワースに500万ポンドで買われ、弟子として、未来の妻として大切にされながら共に暮らす姿を描いている。2017年にはテレビアニメ化もされた。舞台は、テレビアニメでも脚本を務めた高羽彩さんが脚本・演出を担当。魔法使いのエリアス・エインズワースを神農直隆さんが演じる。舞台は5~14日に、あうるすぽっと(東京都豊島区)で上演。
工藤さんは、改めて意気込みを聞かれると「短い期間ではありますが、『まほよめ』ファンの皆様、これをきっかけに『まほよめ』に触れる方、これをきっかけに舞台というものに触れる方などさまざまな方に、この作品を楽しんでいただいて、おのおのの世界に引き込まれて、すてきな魔法にかかっていただけたらうれしいなと思っています」と笑顔を見せた。
記者発表会には神農さん、西井幸人さん、小松準弥さん、広川碧さん、佐倉花怜さん、清水ららさん、結城洋平さん、ウィリアム良太ザッキーさんも出席した。
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