富野由悠季監督:劇場版「Gのレコンギスタ」は「ガンダムの系譜と違う」 「知らない人でも楽しめる」

「Gのレコンギスタ I」「行け!コア・ファイター」の初日舞台あいさつに登場した(左から)富野由悠季総監督、「DREAMS COME TRUE」の中村正人さん、石井マークさん、サンライズの小形尚弘プロデューサー
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「Gのレコンギスタ I」「行け!コア・ファイター」の初日舞台あいさつに登場した(左から)富野由悠季総監督、「DREAMS COME TRUE」の中村正人さん、石井マークさん、サンライズの小形尚弘プロデューサー

 テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版第1部「行け!コア・ファイター」の初日舞台あいさつが11月29日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された。アニメを手がける富野由悠季総監督は同作について「ガンダムの系譜と違う作品で、ガンダムを知らない人でも楽しめるアニメーションにしているつもりです」と語った。

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 富野総監督は、これまで同作を「子供に見てほしい」と発言しており「自分の悪い癖がでている。子供を対象にしないと、きれいな映画サイズにならない」とコメント。サンライズの小形尚弘プロデューサーは「次の世代にG-レコを届けていくことが役割」と話した。

 舞台あいさつには、主人公のベルリ・ゼナム役の石井マークさん、テーマソングを担当する「DREAMS COME TRUE」の中村正人さんも登壇した。

 「ガンダム Gのレコンギスタ」は、「機動戦士ガンダム」誕生35周年記念作品の一つとしてテレビアニメ版が2014年10月~15年3月に放送。地球のエネルギー源を宇宙よりもたらすキャピタル・タワーを守るキャピタル・ガード候補生のベルリ・ゼナムの冒険を描いた。劇場版はテレビアニメ全26話に新たなカットを追加。全5部作として上映される。

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