アニメ関連の映像や音楽を制作するレーベル「フライングドッグ」の設立10周年を記念した劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」(イシグロキョウヘイ監督、5月15日公開)に声優として山寺宏一さん、花江夏樹さん、梅原裕一郎さん、諸星すみれさん、潘めぐみさん、中島愛さんが出演することが2月6日、分かった。
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山寺さんはレコードを探し求める老人で、主人公チェリーの俳句の師であるフジヤマ、花江さんはチェリーの友人でアイドルオタクのジャパン、梅原さんはチェリーの知人のタフボーイ、諸星さんはヒロインのスマイルの妹であるマリ、潘さんはチェリーの友人のビーバー、中島さんはスマイルの姉・ジュリをそれぞれ演じる。
アニメは、歌舞伎俳優の市川染五郎さんが声優初挑戦で主人公チェリーを演じ、女優の杉咲花さんがヒロインのスマイルの声優を務める。フジヤマ役の山寺さんは、染五郎さんについて「まだ14歳とは思えないほどりりしくてかっこいい。声のお仕事も今回が初挑戦で、演じられた役も17歳のキャラクターなのに、ナチュラルでスッと出てくるセリフにハッとするものがありました。感性が素晴らしい!」と絶賛。
杉咲さんについても「皆さんもご存じの通り、ドラマや映画などで大活躍してらっしゃいますよね。普段から拝見していて、ただ者じゃないことは分かっていました(笑い)。ですので、今回共演することができてとてもうれしかったです。『杉咲さんは声優をやっても絶対うまいはず!』と監督と話していたのですが、実際にその演技を聞いて『やっぱりね! 思った通り素晴らしい!』と感動しました」と語っている。
「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年のチェリーと、コンプレックスを隠すためにいつもマスクをつけている少女のスマイルが出会い、言葉と音楽で距離を縮めていく様子が描かれる。「四月は君の嘘」などのイシグロさんが監督を務め、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」などのシグナル・エムディとCG制作会社のサブリメイションが製作する。
いろんな世代の方々に見ていただきたいです。特に10代の方々には、胸に刺さるもの、キュンとくるものがあると思います。大人の方も見終わった後に、ふと若い頃の自分を振り返れるようなストーリーになっていますし、本当に映像が素晴らしいです。そして、終盤に流れる曲は僕ら世代にはたまらない方が歌ってらっしゃるので、楽しみにしていてください!
言葉の並びを見たとき、その言葉たちが、とてもユニークで、繊細で、大切にされているように感じて。それと同時に、炭酸を口にしたときに、シュワァッと弾けて身体中を駆け巡る、あの感覚が味わいたくなって、瓶のラムネが恋しくなりました。イシグロ監督から「思いっきりお願いします!」とおっしゃっていただいたので、全身で思いっきり演じさせていただきました。不器用に、だけど、真っすぐに。ちぐはぐながらも、しっかりと。伝えることの大切さ、伝えることのできる勇気を受け取りに、ぜひ、劇場へお越しいただけましたら幸いです。個性的だけど、どこか身近なあの人を思わせるような、魅力的な人たちに、思いに、記憶に、出会えますよ。
爽やかな響きなのでタイトルだけでどんな内容なのだろうと引き込まれました。イシグロ監督が隅々までこだわっている、とても繊細で魅力的な作品だと思います。僕自身、映像を見てとても感動しましたし、物語を通してとても心を突き動かされました。
題名のサイダーという言葉から、甘酸っぱい青春を連想しました。若者の持つ悩みや熱量が繊細に描かれていて、どの世代にも共感される物語だと思います。見た後には心が洗われるような作品です。自分も一歩前へ進んでみようという勇気をもらえるかもしれません。ぜひ劇場へ足を運んでいただきたいです。
みずみずしくて、作品の色合いが目の前に浮かんでくるようなタイトルだと感じました。青春のエネルギーと甘酸っぱさが詰まっています。戸惑いながらも全力で進んでいく彼らに元気をもらえると思いますので、ぜひご覧ください!
サイダーの炭酸がはじけるみたいに、人生の一瞬を切り取った、甘くてキラキラで、濃くもはかない青春のストーリーだと感じました。主人公2人をはじめとする個性豊かなキャラクターたちそれぞれの魅力や、日常生活の中にあふれる優しさや愛しさなどがたくさん感じられる明るい作品だと思うので、ぜひぜひ多くの方に見ていただきたいです。
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