池田エライザ:初監督映画が中国でも 上海国際映画祭に正式招待 「心からうれしいです」

映画「夏、至るころ」で監督を務めた池田エライザさん(左)
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映画「夏、至るころ」で監督を務めた池田エライザさん(左)

 女優の池田エライザさんの初監督映画「夏、至るころ」(2020年公開予定)が、7月25日から開催される第23回上海国際映画祭に正式招待され、インターナショナル・パノラマ部門で上映されることが7月22日、明らかになった。池田さんは映画祭の観客に向け、ビデオメッセージを送る予定。

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 3回の上映チケットは発売後、即完売になったという。池田さんは「夢を抱けない人、夢を抱く人、本当の夢に向き合えない人、すでに夢破れた人。さまざまな情報が行き交うこの世の中で、夢を抱くということはとても難しい。その思いを胸に、スタッフ一同、誠心誠意向き合い続けた作品が日本を飛び出してさまざまな方々に見ていただけるということが心からうれしいです。蝉の声に、太鼓の音に、彼、彼女らの声に、どうか全身を委ねて、穏やかな気持ちで見ていただければ幸いです」とコメントしている。

 「夏、至るころ」は、映画会社「映画 24区」が「地域」「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体と組んで製作する「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾。原案も池田さんが担当した。

 福岡県田川市で育った幼なじみの2人の男子高校生を軸に、青春時代の後悔や挫折、人生の希望や家族の愛を、みずみずしく描き出した。メインキャストには、映画初主演となる倉悠貴さん、新人の石内呂依さん、AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい3」などで知られるさいとうなりさんを起用。リリー・フランキーさん、原日出子さん、安部賢一さん、杉野希妃さん、大塚まさじさん、高良健吾さんらも出演する。

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