銀魂 THE FINAL:銀さんの誕生日に衝撃の予告解禁 最後の敵が明らかに 主題歌はSPYAIR DOESが挿入歌 YouTubeチャンネル開設

劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」のポスタービジュアル(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
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劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」のポスタービジュアル(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

 空知英秋さんの人気マンガが原作のアニメ「銀魂」の完全新作となる劇場版「銀魂 THE FINAL」(2021年1月8日公開)の主人公・坂田銀時が10月10日に誕生日を迎えたことを記念し、予告が公開された。予告は、銀時の「俺の護(まも)りたかったもんは魂(ここ)にある」というせりふから始まり、“最後の敵”が銀時たちを教え導いた師匠・吉田松陽の別人格の虚(うつろ)であることが明らかになる。新八や神楽、かつての盟友の高杉、桂、真選組も登場し、最後の戦いに向かう様子が描かれた。キャラクターが集結したポスタービジュアルも公開された。

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 ロックバンド「SPYAIR(スパイエアー)」が、主題歌「轍~Wadachi~」を担当することも発表され、予告で同曲がお披露目された。同バンドはこれまでも「銀魂」シリーズの楽曲を担当しており、劇場版では2作目となる。ロックバンド「DOES(ドーズ)」が劇中挿入歌を担当する。

 公式YouTubeチャンネル「銀魂チャンネル」も開設された。同チャンネルではテレビシリーズの各1話など計9話分を配信。10月10日午後7時から「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」が限定配信される。さらに、投票企画「アニメ銀魂 名エピソード総選挙」のトップ25話を10月24日から順次配信する。

 宮脇千鶴監督は、「ちょっと待って? もう10月なんです?……13月末…いや14月には無事に完成していると思います。お楽しみに!」とコメント。バンダイナムコピクチャーズの前川貴史プロデューサーは「『銀魂 THE FINAL』のために、たくさんのクリエーターが集まってくれました。その中には懐かしい顔ぶれもあって、ちょっとした同窓会です。そんな我々アニメスタッフが、アニメ銀魂の集大成を描きます。『時間が足りねェェェェェ!!!』ともだえながら作ってます。皆様ももだえながら、もう少しだけお待ちください」と語った。

 SPYAIRは「銀魂のフィナーレを彩ることができるなんて最高です!! ありがとうございます! かぶき町四天王篇から長らく旅路をお供させていただいたのですが、いよいよと思うと寂しさもあります。俺らのバンドライフを大きく変えてくれた偉大な作品に出会えたこと、本当に感謝しています。俺らのサムライハートはずっと万事屋と共にあります。万事屋のフィナーレにどんぴしゃりの楽曲ができたので、銀魂ファンの皆さん2021年の幕開けは映画館で銀魂の集大成を拝みましょう!」とコメントを寄せた。

 「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、何でも屋を営む侍・坂田銀時らが難題を解決する姿を描いたSF時代劇コメディー。マンガは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003年12月に連載がスタートした。コミックスの累計発行部数は5500万部以上。テレビアニメ化されたほか、小栗旬さん主演の実写映画もヒットした。

 マンガが「週刊少年ジャンプ」、「ジャンプ GIGA」(同)で最終回を迎えられなかったことも話題になった。その後、「銀魂公式アプリ」で“最終回の向こう側(続き)”を配信。2019年6月20日に最終訓(回)に当たる3回目の配信「第七百四訓 天然パーマにロクな奴はいない」が配信され、“三度目の正直”でついに完結となった。

 テレビアニメ第1期が2006~10年、第2期が2011~13年、第3期が2015~16年、第4期が2017~18年に放送された。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開。今回の新作アニメは劇場版第3作目となる。

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