アイドルグループ「NMB48」の吉田朱里さんの卒業コンサート「NMB48 吉田朱里卒業コンサート ~さよならピンクさよならアイドル~」が10月24日、大阪城ホール(大阪市中央区)で開催された。コンサートには、同じNMB48の1期生だった山本彩さんや、渡辺美優紀さんらグループOGのメンバーも登場。吉田さん、白間美瑠さんの1期生の現役メンバー2人と、1期生のOGメンバー含めた10人でデビューシングル「絶滅黒髪少女」を披露するなど、吉田さんの卒業に花を添えた。
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NMB48の1期生として2010年にデビューし、約10年間グループをけん引してきた“アカリン”こと吉田さんは、アイドル活動だけでなく、モデル、登録者80万人を超えるYouTuber、コスメブランドのプロデューサーなど多岐にわたって活躍し、“女子力おばけ”の異名でも知られている。
アンコールでは、吉田さんがピンクのゴージャスなドレスで登場。「10年間、アイドルをやっていて自信をなくすこともありましたが、アイドル・吉田朱里がちゃんと認められるようにとファンの皆さんが応援してくださったおかげで、自分の夢をいっぱいかなえながらも、NMB48の活動にも全力で取り組むことができました。やっぱり私は、ステージに立ってメンバーと一緒に全力で皆さんの前でパフォーマンスしている自分が一番好きでした。そう思えたのも、いつも私に自信をくれたファンの皆さんのおかげです。たくさん感謝しています。10年間で培ったすべてのものを抱えて、次の夢をかなえにいこうと思います。10年間、私を応援してくださった皆さん、そばにいてくれた皆さん、愛してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と涙ながらにあいさつし、ソロ曲「一番好きな花」を披露した。
ラストには、「これが本当に最後の曲です。メンバーの夢がこれから、たくさんかなうように」と「夢に色がない理由」を歌唱。間奏では、超ロングドレス姿の吉田さんが舞台の上へとせり上がっていく演出もあった。
最後に「私にとって大切で、大好きなNMB48に出会えて本当に幸せでした。10年間、本当にありがとうございました」とあいさつし、ステージを後にした。公演終了後のアナウンスでも「アイドルになってこんなにステキな景色が見られて、本当に幸せでした。10年間、私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございました。NMB48は私の一生の宝物です。ありがとうございました」と語った。