かくしごと:「劇場編集版 かくしごと」製作 姫目線で描く 神谷浩史「新しい試み」

「かくしごと」の劇場版「劇場編集版 かくしごと」の製作が発表された「スペシャルイベント ~こんなイベントやって姫にバレたらどーする!~」の様子(C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会
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「かくしごと」の劇場版「劇場編集版 かくしごと」の製作が発表された「スペシャルイベント ~こんなイベントやって姫にバレたらどーする!~」の様子(C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

 「さよなら絶望先生」「かってに改蔵」などで知られる久米田康治さんのマンガが原作のアニメ「かくしごと」の劇場版「劇場編集版 かくしごと」が製作されることが12月12日、分かった。同日、ウェスタ川越 大ホール(埼玉県川越市)で開催されたイベントで「スペシャルイベント ~こんなイベントやって姫にバレたらどーする!~」で発表された。

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 後藤可久士役の声優の神谷浩史さんは「なんで……?と思ったのですが、本来、テレビシリーズと原作を一緒に終わらせるという予定でしたが、原作の方が1カ月遅れて終了することになり、テレビアニメシリーズで描ききれなかった部分を皆さんにお届けしようということで、劇場編集版を作ると聞き、それならたしかに作る意義があると思いました」とコメント。

 「久米田先生は、姫目線でよいところだけを抽出していくと、元々ギャグマンガなのにギャグの部分がなくなってしまって、自分のアイデンティティーがゼロじゃないかとおっしゃっていましたが(笑い)。テレビアニメとは違った、原作に準拠した『かくしごと』を、姫目線でお届けするという、新しい試みの劇場編集版を楽しみにしていてください」と話している。

 「かくしごと」は、2015年12月~2020年7月に「月刊少年マガジン」で連載。ちょっと下品なマンガを描いているマンガ家の後藤可久士が、一人娘の姫にマンガ家であることがバレないようにしながら過ごす日常を描かれた。テレビアニメが今年4~6月に放送された。

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