大阪のラジオ6局が共同制作し、同時間帯に6局で流されるラジオ番組「在阪ラジオ6局共同番組 新しい生活様式でのエンターテインメントを考える オワラナイ ウタヲ ウタオウ」が放送されることになり、3月5日に大阪府内で記者会見が開催された。
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コロナ禍の影響で多くの音楽、芝居、お笑い、伝統芸能などの上演が休演、延期となるなか、大阪のエンタメ業界が共に「エンターテインメントの大切さ」を伝えていくキャンペーン。在阪6局(MBS、FM大阪、ABCラジオ、FM802、ラジオ大阪、FM COCOLO)が共同で番組を制作し、3月12日午後8時から6局で同じ番組を放送する。
番組には、MBSから「メッセンジャー」のあいはら雅一さん、FM大阪から大塚由美さん、ABCラジオから桂紗綾アナウンサー、FM802から大抜卓人さん、ラジオ大阪から藤川貴央アナウンサー、FM COCOLOから野村雅夫さんが出演。各パーソナリティーが得意とするエンタメを切り口に、コロナ禍での現状などを語る。「スターダスト☆レビュー」の根本要さん、俳優の古田新太さん、「Little Glee Monster」からのコメントも流される。
会見に臨んだあいはらさんは「初めて絡ましていただく人が多く、お祭り気分を久しぶりに味わいました。祭りごとがまったくない状況でこうやってそろって、盛り上がって、すごく楽しかったです」と収録を振り返った。大塚さんは「たくさんの人がエンターテインメントを作っているんだと、改めて感じました」といい、桂さんは「(パーソナリティーの)みなさん共通してエンタメに愛がある。そういう心が一緒になってできた番組だな、と思いました」とアピールした。
また、大抜さんは「お笑い、音楽、アートなどさまざまなエンターテインメントの話を共有できた1日でした」と話し、藤川さんは「憧れの先輩たちとお話をさせていただき、光栄でした。エンタメ業界に関わっている人が、今日までどんなに工夫に工夫を重ねているのかが伝わったと思います」とコメント。野村さんは「画期的だったのは共同で番組を作るだけでなく、同じ日に放送するということ。いまだかつてないですよ。関西のラジオ文化に触れていただける機会になると思います」と笑顔を見せていた。