「コードギアス」シリーズなどの谷口悟朗さんが監督を務め、「天元突破グレンラガン」「プロメア」などの中島かずきさんがシリーズ構成、全話脚本を手がけるオリジナルテレビアニメ「バック・アロウ」の第2クールのオープニングテーマ（OP）「鼓動」を歌手の藍井エイルさんが担当することが3月28日、分かった。ロックバンド「FLOW」がエンディングテーマ（ED）「United Sparrows」を担当することも発表された。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　主人公のバック・アロウらメインキャラクターが集結した第2クールのビジュアルも公開された。公式サイトでは第1クールを振り返る名場面投票企画が実施されている。

　「バック・アロウ」は、壁に囲まれた世界、リンガリンドを舞台に、謎の男バック・アロウが、失った記憶を取り戻すために壁の外を目指す……というストーリー。マンガ「マギ」で知られる大高忍さんがキャラクター原案を手がけ、「サクラ大戦」などで知られる田中公平さんが音楽を担当する。「うしおととら」などのスタジオヴォルンが制作する。第2クールは、4月2日からTOKYO MX、BS11ほかで順次スタートする。

　◇藍井エイルさんのコメント

　たった一人じゃ抱えきれない悲しみも、一緒にいることで半分にできる。選んできたこと、迷ってきたこと、悩み続けたことは無駄ではないはず。足掻（あが）きながら生きることを肯定したい。そんな気持ちで書いた歌詞。会えなかった時間を乗り越えて、ここからまた一緒に新しい1ページを作っていこう。

　◇FLOWのコメント

　「バック・アロウ」第2クールのエンディングテーマを担当させていただくことになりましたFLOWです。谷口監督とは「コードギアス 反逆のルルーシュ」以来のタッグになるので自然と制作にも力が入りました。アロウたちの物語も後半に向けてさらに激化していくところですが、エンディングは「包み込む優しさ」「情緒を感じられる楽曲」というイメージをいただいたのでそれに対してバンドとしての回答を音に変換していく作業になりました。

　その結果FLOWのサウンドスケープ的にも今までに無いものになり作品と共に大きな化学反応を起こせたと思います。クライマックスに向けてさらに盛り上がるストーリーと共に僕らの楽曲も楽しんでもらえたらと思います。