アイドルグループ「欅坂46」の元メンバーの長濱ねるさんが、幻冬舎が発行する幻冬舎文庫の2021年度のフェアキャラクターに就任したことが4月7日、分かった。今年で創設25年を迎える同文庫の高部真人編集長は、起用理由について「どなたにキャラクターをお願いしたら若者に書店に足を運んでもらえるだろうかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだのが、長濱ねるさんでした。彼女が欅坂46のメンバーだったころから読書がお好きだということは耳にしておりましたし、文庫本を手にした姿もイメージにぴったりでした」と話している。
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過去には中谷美紀さん、長澤まさみさん、北村匠海さん、新田真剣佑さんらがフェアキャラクターを務めた。近年は男性の起用が続いており、女性のフェアキャラクターは2013年度の夏目三久さん以来、8年ぶりとなる。
長濱さんは「このお話をいただけて、本当にうれしくて光栄です。自分が大好きな本屋さんに、本を薦める立場として携わることができる、すごく幸せなお仕事だなと思いました」と喜びをコメント。「今回、1年間務めさせていただけるということで、今年一年は自分も、もっともっとたくさん本を読みながら過ごしたいなと思います」と意気込みを語っている。
併せて公開された写真には、文庫本を手にした長濱さんがこちらを見つめる姿が写し出されている。
フェアキャラクター就任にあたり、2021年4月~2022年3月の1年間、同文庫を取り扱う全国書店と同文庫のウェブサイトで、長濱さんのビジュアルを使った各種キャンペーンが展開。また、4月8日から全国書店で開催される「幻冬舎文庫25周年記念大ベストセラーフェア」では対象商品すべてに、長濱さんの特製フェアしおりが封入される。さらに、抽選で20人に、長濱さんのサイン入りフェアポスターが当たるプレゼントも実施される。